日本に住んでいて、海外から外貨で報酬を受け取っている場合の確定申告の方法

リモートで日本国内で働いているけど、報酬は海外の会社からドルで支給されるというパターンもあります。その場合、源泉徴収されていないので、確定申告が必要になります。

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日本在住で、報酬は海外の会社から支給されている場合、確定申告が必要

日本国内で働いている日本人だけど、海外の会社から外貨で報酬を受けている場合、日本の会社のように所得税が天引きされているということはありません。

所得税が天引きされていない分、一時的に手取り額は大きく見えますが、後で自分で確定申告する必要があります。
とはいえ、外貨でそのまま収入を計算して税額を計算するわけではなく、自分で日本円に換算する必要があります。
そして、納税も日本円でする必要があります。

問題は、換算レートをいくらにして日本円に換算するかです。

日本円に換算する方法

外貨で支給された給料を日本円に換算する時は、支給時のTTMレートで換算するとされています。

TTMとは、外国為替市場の基準となるレートです。他にもTTBとかTTSといったレートもあります。
TTBやTTSは金融機関の手数料が含まれているので、これを加味しないTTMを換算に利用することが、外貨で取引をするときの基準になります。

三菱UFJやみずほ銀行などのサイトで、毎日更新して公開されています。

みずほ銀行 外国為替公示相場
三菱UFJリサーチ&コンサルティング 外国為替相場情報

具体的な計算例

毎月の報酬額:1万ドル
支給日:毎月25日
適用レート:外国為替公示相場(TTM)

上記のような計算結果となり、確定申告に使う給与の収入額は16,906,200円となります。
他に収入があればそれを加味し、その後に医療費とかふるさと納税とかの控除を計算したうえで、日本円で所得税額を計算していくことになります。

実際に確定申告される際は、税務署や税理士に確認をしながら、計算してみることをおすすめします。



▪️編集後記
昨日は大阪の心斎橋へ。先日に引き続き、ラーメン屋の「谷本家」でお昼を食べて、心斎橋筋商店街を妻と散策しました。久しぶりにグリコを見ました。
難波の高島屋で高級版ポッキー「バトンドール」を購入。父の日の贈り物です。

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