税務– category –
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「源泉所得税の納付の特例」を出したとしても、毎月納付は可能
源泉所得税は原則として毎月10日までに支払う必要がありますが、要件を満たして申請すれば、半年に1回まとめて払うこともできます。しかし、申請を出したとしても、毎月納付は可能です。 源泉所得税の納付は半年に1回にまとめることができる 従業員や自分... -
年末に株を売る契約をして、年始に売却&入金完了したときは、どちらの年に確定申告すべきか?
株式投資をしていたり、会社からのストック・オプション(RSUやESPP含む)を売却して利益を得た場合には、確定申告が必要です。年末年始付近に売買をした場合、どちらの年に確定申告が必要かを整理します。 原則は、実際に売却完了した日 例えば、2023年12... -
「消費税の申告を毎月行う」という資金繰り対策(課税期間の特例)
消費税の申告と納付は、原則として年に1回ですが、これを3ヶ月に1回、あるいは1ヶ月に1回にすることができます。手間は増えますが、少しずつ納税ができる、還付を受けられる場合があるなど、メリットもあります。 消費税の課税期間の特例 消費税の税務申告... -
給料を「外注費」として払うと、節税になるのか?
従業員を雇用契約ではなく業務委託契約にして、支払う給料を「外注費」として支払った場合、社保の負担などが減ってコストが下がることがあります。でも、注意が必要です。実質的に雇用しているような状態だった場合、外注費が否認されて追徴を受ける可能... -
会食の費用は「会議費」か「交際費」か
社外の取引先と会食をすることもあるでしょう。このときの経費について、「会議費」なのか「交際費」なのかは重要な論点になります。 経理の科目は、ほとんどは適当でいい 経理をするときに、勘定科目を記録する必要があります。本を買ったら「新聞図書費... -
税務を最初に勉強するとしたら、消費税がおすすめ
社会人になってからの学び直しとして税金のことを勉強したいけど、何を勉強すればいいのかを聞かれることがあります。ご自身で独立してビジネスをやっている方であれば、消費税を勉強してみることをおすすめしています。 リスクが大きいから 消費税の怖い... -
銀行預金の利息は源泉徴収されている。還付できるかもしれない。
預金には利息が付いてきますが、これは給料と同じように、税金が天引き(=源泉徴収)されています。もし決算が赤字だった場合は還付できるものなので、経理でも記録しておいたほうがいいでしょう。 銀行預金の利息は源泉徴収されている 毎月銀行預金の利... -
インボイス制度「お問い合わせの多いご質問」更新。絶えず更新が続くことの功罪
国税庁から、インボイス制度の「お問合せの多いご質問」が7月26日に更新されました。常に更新されているイメージですが、良い面もあれば気になる面も考えさせられます。 インボイス制度の「お問い合わせの多いご質問」が更新 スタートからもうすぐ1年が経... -
税理士と会計士は、野球とソフトボールぐらい違う
税理士と会計士は似て非なるものですが、近い部分もあります。野球とソフトボールが違う競技だけど似ているのと近いです。 似てるけど違う「税理士と会計士」 私は高校のとき、ソフトボール部でした。野球とソフトボールは似てますけど、違うところもけっ... -
税理士の仕入れ
税理士のみならず、士業は物理的なモノの仕入れはないですけど、知識の仕入れは必要です。どこから、何を仕入れているかが、税理士の個性が出るところです。 税理士にも「仕入れ」は必要 税理士は、目に見えるモノを売ったりすることはあまりないですが、...