税務– category –
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脱税は違法だが、節税は義務である
過度な節税はいけませんが、適切な節税はむしろ積極的にやるべきであり、経営者の義務でもあります。「脱税は違法ですが、節税は義務」です(とある会計士の受け売りの言葉ですが)。 脱税と節税のちがい 脱税と節税の違いは、「嘘をついているかどうか」... -
e-Taxソフト・e-Taxソフト(Web版)・確定申告書等作成コーナーの違い
税務申告を紙ではなく電子申告でしようとすると、種類が何個もあって複雑に感じます。 e-Taxソフト・e-Taxソフト(Web版)の違い 所得税や法人税といった「国に払う税金」は、e-Taxで電子申告ができます。ただ、このe-Taxという国税庁が出しているツールに... -
「やさしい税金教室」は、やさしいか?
日本税理士会連合会から「やさしい税金教室」、「こんなときこんな税金~私の税金ナビ」、「What’s税理士」という3つのPDF冊子が公表されました。工夫してわかりやすく書かれていますが、そもそもの税制自体が複雑なので、どんなにわかりやすくしようとし... -
顧問税理士は必要なのか?
会社経営において、顧問税理士は必須なのか。いた方が便利ですけど、必須ではないですし、コスパが合わないこともあります。顧問料も安いものではありませんし。 顧問税理士はいた方がいいけど、必須ではない 顧問税理士がいた方が、当然安くない顧問料を... -
「2割特例」という言葉は一般的か?
昨年から始まったインボイス制度には、「2割特例」というものがあります。この「2割特例」という言葉をお客様と話すときも使うかどうか。私は使っています。他に適切な表現がないからです。 インボイス制度の特例「2割特例」 「2割特例」とは、「売上に対... -
税理士は変えられないのか?
顧問になっている税理士は変えにくい感じがしますが、別に変えてはいけないわけではありません。合わなければさくっと変えたほうがお互いのためでもあります。 税理士は変えにくい? 「税理士って何となく変更しづらい」というイメージがあるようで、よく... -
節税のポイント3つ。売上・法人を活用・備え
節税はお問合せの多い事項です。書籍でもSNSでも節税テクニックを紹介しているものは多いです。節税はテクニック的な部分もありますが、テクニックだけでは限界がありますし、やりすぎると脱税になります。節税について、テクニックというより、ポイントに... -
決算月の決め方。キリの良い月・お金がある月・ヒマな月
決算を迎えると、税金の計算をしたり銀行に業績を報告しに行ったりと忙しくなります。決算月は自由に決められるので、工夫する余地があります。 決算期はいつでもいいし、いつでも変えられる 日本の会社は、3月決算が最も多いです。日本の役所は4月が年度... -
中間納税という罠
法人税(住民税)、消費税、所得税には中間納税(予定納税)というものがあります。突然納付書が送られてきて、思わぬ支出が発生することがあります。資金繰り的にも注意が必要です。 税金の支払いは年1回とは限らない 法人税、消費税、所得税など、仕事で... -
見逃しがちな「一時所得」。ふるさと納税も要注意
所得税の確定申告には、「一時所得」というものがあります。文字通り一時的に発生した臨時収入に対しても税金がかかります。ふるさと納税なども注意が必要です。 積み立て保険の満期返戻金は、税金がかかる 積立型の生命保険の場合、60歳ぐらいで満期にな...