仕事で忙しくなり、夜中も休日も仕事に追われると、もっと自分の時間が欲しいと思いますが、自分の時間の使い方にも、工夫が必要ではないかと思います。
「もっと時間があればいいのに」
仕事で忙しくなってくると、深夜まで残業をよくしていました。休日返上も日常茶飯事でした。
忙しくなって疲れてくると、「仕事ばっかりで他に何もしていない」、「やりたいことがあっても時間がない」と考えることは多いと思います。
私は体調を壊して4カ月間の休職をしていましたが、それまでの仕事漬けの日々から、仕事がごっそりと抜け、自分の時間が突然激増しました。
最初は仕事で溜まった心身の疲れを回復するために、ひたすら寝ていましたが、体力も回復してくるとあまりやることもなく、暇と感じる時間も出てきます。
仕事をしているときにあんなに「時間がもっとあればいいのに」と思っていたにも関わらず、実際に時間ができると何もやっていないことに気づきました(体調を崩しているので無理はできないというのはありますが)。
時間があっても、やる気がなければやらない
仮に時間ができたとしても、「体調が健康とはいえないから無理はできない」とか「お金が足りないから金のかかることはできない」という風に、何かしら理由をつけて「やりたい」と思ってたことを意外にやらないものです。
また、そもそも自分のやりたいことなんて、そんなにたくさんないということにも気づきます。
仕事に忙殺されていたときに「時間があればこういうことをやりたい」と思ってたことは、その「やりたいこと」が目的というより、「この仕事ばかりの生活から逃れたい」というのが本心だったのかもしれません。
いざ仕事をしなくなり、時間ができても、意識していないと何もしない日々が続くだけになってしまう恐れがあります。
時間をうまく使うのも訓練がいる
仕事を長期間休んでみて、時間の使い方にも訓練が必要だと気づきました。
学生だったときは、時間割があらかじめ決まっていて、その通りに時間を過ごすだけでした。仕事をするようになっても、始業時間と就業時間が決まっていて、就業時間を過ぎたら残業して、土日祝日は自由な時間を過ごすというように、会社が定めた時間を基準に生活をしていました。
思えば人生の中で、24時間をどのように使うかということを意識することはほぼなかったです。
だからこそ、いざ仕事を休んで自由な時間ができても、何をしていいのかわからなくなるのでしょう。
これからは、24時間をどのように使うのか、自分で主体的に決めて実行する、ということを訓練していきたいと思います。
そのためにしている具体的な方法は、以下の記事でまとめています。