自主開催のセミナーをオンラインで実施するにあたり、準備したこと、気をつけたほうがいいことをまとめます。
自主開催セミナーで準備したこと
オンラインでの自主開催セミナーを行っています。
(近日動画を販売予定です)
自主開催なので設備も自分で準備する必要があります。
以下のようなものは必要になります。
照明
個人的に、照明とマイクは一番重要だと思います。
写真を撮るときも、光の具合にいつも苦戦しています。暗すぎたり白飛びしたり、影ができてたり。
動画でも、照明をうまく使わないと、不自然に見えてしまいます。
部屋についてるシーリングライトだと、頭とかおでこに光が集中して顔の下半分が暗く見えてしまいますし、外付けの照明を自分に直接当てるとメガネにライトが映り込んだりしてしまいます。
この加減が難しく、何回もテストをして、今は壁に光を当てて反射させるようにしています。

マイク
照明とともに、音声も重要です。
パソコンに内蔵されているマイクだと、やはりこもってしまうというか、機械っぽい声になる印象があります。
Web会議ぐらいであれば支障はないですが、セミナーであれば1時間以上ひとりで話すことになるので、外付けのマイクを使うことにしました。
Zoom
オンラインセミナーは、Zoomで実施しています。
無料版だと40分までしか連続で使えないので、有料版にしていますが、ウェビナー用ではなく、通常のWeb会議用で十分です。
数十人とか百人以上参加するウェビナーでないかぎり、普通のZoom会議に参加いただくという形式で問題ないかと思います。
三脚
結構悩みましたが、Amazonベーシックの三脚を使っています。
立ってセミナーをしているので、自分の身長ぐらいの高さが出る三脚が必要です。
Amazonベーシックの三脚は、高さが最高152cmなのですが、カメラを載せて、少し離れて置くと、ちょうど自分の身長(179cm)で真正面に向くようになります。
カメラ
スマホのカメラでもいいかと思いますが、ミラーレスカメラ(Nikon Z fc)をWebカメラとして使っています。
ミラーレスカメラをWebカメラとして使う場合、キャプチャーボードという部品が必要になります(1万円ほど)。
また、カメラとパソコンをつなぐためのケーブルに、USB Type-Dというケーブルが必要になります。メジャーな規格ではないので、これも別途購入しました。
キャプチャーボードやケーブルが面倒であれば、パソコンに内蔵しているWebカメラや外付けのWebカメラ、スマホでもいいいかと思います。
ただスマホの場合、かなりバッテリーを消費するので、途中でバッテリーが切れないように常に充電させておく必要があり、機種によってはかなり熱くなるので、個人的にはスマホは使わない方がいいかと思います。
セミナー資料(パワポ)
セミナー当日に投影するパワポのスライドです。
スライドのつくり方は、昔はコンサルのマネごとをして、けっこう凝ったスライドを作っていました。
矢羽を使って(コンサルは矢羽が好き)ロジックを説明するような資料を作ったり、キーメッセージ、サブメッセージを全スライドに入れたり。
ただ、最近はあまりスライドづくりに時間をかけていません。時間がかかるだけで、受け手はそんなにスライドの出来を気にしていないかと思うので。
スライドづくりは書籍もたくさん出ていますし、ノウハウはたくさんありますが、心がけているのは、
- 文字を多くしすぎない
- あくまでスライドは補助で、話すことがメイン
- 時間配分(後半駆け足にならないように)
といったところで、キレイな図とかは二の次で良いかと思います。
リハーサル
オンラインだと、ネットの接続が悪かったり資料が画面共有されていなかったり細かいトラブルがあります。
事前にリハーサルをして、顔の写りとかZoomの操作は練習しています。
私は1週間前に軽くリハーサルをして、前日にもリハーサルしています。前日になにかトラブルがあってもできることが限られるので、ちょっと余裕を見て機材のチェックなどをしています。
時間は足りなくなる
セミナーを自分でやるにあたり、最初の方は「1時間も話せるだろうか」という不安がありました。
私生活で、1時間ぶっとおしで話すことなんかないですし、時間が余るんじゃないかと思っていましたが、実際は逆です。時間が足りなくなることがほとんどです。
最初は少し緊張しているのですが、だんだんエンジンがかかってくると、ついつい「あれも話したい」みたいな感じで話しが進まなくなることがあります。
やがて時間が足りなくなって、後半はスライドを飛ばして無理やり帳尻を合わせるというおそれもあります。
(●●会の研修とかを受けると、そういうパターン多いですよね)
それをしてしまうと、後半に重要なことがあるのに、時間がないからといって説明を省略するということにもなる可能性があります。
せっかく参加してもらってるのに、重要な説明を飛ばされたら受講者としては困ります。
なので、時間配分には気をつけて、大きく時間オーバーにならないようにしています。
(それでもオーバーすることはありますが)
ゆっくり話すようにする
人によるのかもしれませんが、私は割と話し始めると早口になってしまうクセがあります。
話してる最中は気にならないのですが、後で録画を確認すると、すごい関西弁でまくし立ててることがあります。
こういうクセを確認して改善するためにも、セミナーは録画しています。
思っている以上にゆっくり目に話すとか、あんまり眉間にシワを寄せないとか、そういうことを客観的に見れるのも、オンラインで録画をしておくメリットかと思います。
最初は緊張しますが、こういうのも「慣れ」かと思いますので、量をこなして改善していくのが王道かなと思います。
▪️編集後記
昨日は打ち合わせ4件と割と多めの打ち合わせ。Web会議が普及してから、意識していないと打ち合わせが増えてしまいます。
その他仕事で大きな転換点あり。7月からまた新しい動きをしていきます。