つくばマラソンに参加してきました。タイムは4時間10分でした。サブ4を達成したかったので残念でしたが、大会までにやってきことと、課題を改めて考えます。
「つくばマラソン2023」サブ4は達成できず
4時間10分でした。あと10分でサブ4だっただけに、残念です。
ですが、前回の京都マラソン(23年2月)が5時間30分だったので、9か月で1時間20分短縮できたのは進歩だったと思います。
当日は天気予報が外れて雨がずっと降っていて、気温も真冬並みに寒かったですが、走る分には暑くなることもなく、ちょうどよかったです。
つくばマラソン大会本番までに準備してきたこと
今年の2月の京都マラソンで撃沈してから、本を読んだり装備をそろえたり、いろいろ対策を重ねてきました。特に重要だったと思うものを上げてみます。
栄養補給は超重要
大会直前まで、お餅を食べてできるだけ栄養補給をしていました。着替えの時に4個食べ、スタート地点に整列してから、さらに4個食べ、計8個をスタート2時間前から少しずつ食べていきました。
練習で20キロや30キロ走った時も、前回の京都マラソンのときも、後半で空腹になり、明らかにエネルギー切れを痛感しました。なので、スタート直前は少し体が重いと感じるぐらいエネルギーを補給しておいた方が、最後まで持ちます。
お餅じゃなくても、栄養補給の食品はいろいろあると思いますが、お餅は値段も安いですし、準備しておいてよかったです。
30キロ走を練習でやっててよかった
30キロ走は、マラソン本番までに走っておいた方がいいとよく言われます。実際、練習で30キロ走っておいてよかったと実感しています。
今回も痛感しましたが、フルマラソンは30キロからが本番のような気がします。歩く人も増えてきますし、一番きついところでもあります。
ですが、あらかじめ練習で30キロまで経験していたこともあって、30キロ過ぎてからもあまりペースを落とさずに走ることができました。最後の40キロあたりが一番しんどかったですが、それも、30キロまでを練習で走ってきたからだと思います。
ただし、走る距離があまり多くない人がいきなり30キロ走をすると、逆にケガのリスクもあるといいます。
30キロ走ればいいというわけではなく、30キロ走り切れるだけの練習をまず積み上げることが大事だと思います。
参考にしたのは↓の書籍です。
会場までの移動は早めに
当日は会場はかなり混雑します。トイレも大混雑します。着替え場所もありましたが、人がたくさんいるので、そこまで場所を広く使えるわけではありません。直前になってトイレに行きたくなったり、着替えで焦ってしまうとレースにも影響が出るので、会場までの移動や準備は早めに行った方がいいです。
私は今回、つくばエクスプレスの始発駅である秋葉原駅で前泊し、そこから始発でつくば駅に向かいました。本当は会場近くのホテルに前泊したかったのですが、つくばのホテルはどこも宿泊費が高騰していて泊まれなかったので、せめて始発駅の秋葉原から確実に座って移動しました。
今後の課題
給水のタイミングで立ち止まるか、走りながら給水するか
サブ4まであと10分でしたが、この10分は、ほとんど給水のときに立ち止まったことによるロスの影響だったと思います。
今回のマラソンでは、「絶対に歩かない」と決めていました。歩くぐらいであれば止まって休憩すると決めていたのですが、給水のとき、ジェルやアミノ酸の補給のときにも、立ち止まって栄養を補給していました。
1回トイレにも入り、そこで大きく時間をロスしてしまいました。
立ち止まって栄養補給をしたおかげで最後までペースをあまり落とさずに走ることが出来たと思いますが、一方で、立ち止まったせいで、4時間を超えてしまったとも言えます。
走るペースをもっと上げるか、給水でも止まらずに走りながら栄養補給するべきであったと感じています。
飛ばしすぎず、でも慎重にもなりすぎない
マラソンでは、「序盤に飛ばしすぎてはいけない」という基本があります。
周りには大勢の人がいて、テンションも上がってしまいますので、気を抜くとペースが上がってしまいます。
意識してペースを上げすぎないことも重要ですが、かといって、ペースを落としすぎても巻き返しが難しいとも感じました。
特に最初の5キロぐらいまでは前が詰まってかなりペースが遅くなるので、少しはペースを上げた方がよかったのかもしれません。
飛ばしすぎてもいけませんが、慎重になりすぎても良くないなと感じました。
足腰をどれだけ休ませられるか
これも練習の時との大きな違いでしたが、今回の大会ではスタート時点ですでに足腰をかなり使ってしまったのが反省でした。
シャトルバスは混むと思い、つくば駅から徒歩で30分ぐらいかけて会場に向かい、会場に着いてからも、トイレに並んだり立ったまま待機していたり、あまり足腰を休めることができませんでした。
ランニングウォッチの歩数計を見ると、スタート前で既に1万歩近く歩いていました。これから4時間走り続けるというのに、スタート前からこれだけ足腰を使っていたら負担は大きいです。スタート前は、できるだけ歩かない&立たないように、事前準備を工夫すべきでした。
マラソンは練習がモノを言う。近道はない
いろいろと反省や課題はありますが、2回目のフルマラソンで、1時間30分近くタイムを短縮できたのは、練習の成果が一定はあったということだと思います。
マラソンは、道具にたくさんお金をかけたからといって上達するものではありません。本番直前に追い込んでも効果は薄いでしょう。日々の積み重ねが如実に出るスポーツです。それがマラソンの魅力だと思います。
つくばマラソンの本番が終わり、今は足腰ともにボロボロなので、これからどうするかは考えていませんが、今後も何かのスポーツは続けていきたいです。