「考えるより行動」も大事だが、「行動した後に考える」ことも大事

行動は大事です。でも、行動した後何も反省しなければ学習できず、同じ過ちを繰り返すだけです、行動した後に考えることが重要です。

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いろんなツールを入れて混乱する組織

仕事柄、いろんな会社の経理を見てきました。営業管理・請求管理・電子契約など、昔導入したままほとんど使われていないSaaSのツールが契約したままになっていることがよくあります。

新しいツールを導入しても、1年と経たず別の似たようなツールに入れ替えることもあります。

とりあえず導入してみて、課題は後から考えようという感じかと思いますが、導入して終わりになっていないか、導入して実際どうだったかの反省はしたのかと疑問に思うことがあります。

新しいものをどんどん取り入れることは良い姿勢だとは思います。でも、取り入れるだけで、それが実際活用できているのかのモニタリングも重要です。

それが難しいのですが、外せないステップです。

そうしないと、なぜかよくわからないけど解約せずに毎月料金を払い続けてるSaaSが乱立することになります。

行動も大事だが、反省も大事

何か新しいことを始めるのは楽しいものです。会社で勤めていれば、それが自分の実績になることもあり、人事評価にも影響があるでしょう。

でも、実際は始めた後の運用が大事です。新しいツールを導入すると決めたら、それをしっかり運用し、業務を効率的に回さなければなりません。

業務を回すとなると、多くの課題が出ます。複雑で、時間をかけないと解決できない問題もあるでしょう。

そういったことを深く考えず、「とりあえずやってみよう」とぶち上げるだけだと、かえって混乱を招きます。

だからといって、何もしないのも良くありません。新しいことを始めるのは良いですが、その後の反省・振り返りをしないことが問題です。

「考えるよりも行動せよ」とはネットやスタートアップ界隈ではよく言われますが、「行動した後はしっかり考えよ」とも思います。

毎日振り返りをする

振り返りをどうすればいいか。

私は、毎朝起きたら、昨日の出来事を振り返り、ノートに思ったことは反省することなどを書いています。

よほど前日に飲んでつぶれてない限り、毎日振り返りをします。

1ヶ月や1年では記憶が薄まり、忘れてしまいます。記憶が鮮明なうちに振り返りはすべきです。

会社で何か新しいツールやシステムの入れ替えといった大規模なプロジェクトが始まる場合でも、やはり毎日の振り返りはすべきだと思います。

最初は面倒です。振り返りをしたからといってすぐに成果が出るものでもありません。

でも、やらないと余計にカオスになります。

組織でも個人でも、できるだけ短い頻度で、「行動してから考える」は身につけるべき習慣だと思います。

PDCAの「C」は面倒だが役に立つ

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