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会計ソフトで、業績管理はできるのか?
会計ソフトは決算書や元帳をつくるだけでなく、収支レポートや部門別損益などを集計できる機能があります。ですが、会計ソフトのインプットは仕訳しかないため、意外に欲しい情報が取れなかったりします。 「多機能」な会計ソフト 会計ソフトも多機能にな... -
損益分岐点売上は、実務では出すのが難しい
損益分岐点売上って、理屈はわかりますけど実務では計算が難しいものです。固定費を把握することは大事ですが、変動費はあんまり気にしすぎない方がいいと思います。 固変分解が難しい 損益分岐点売上を出すには、固変分解が必要です。固定費としては人件... -
拡大のための融資か、存続のための融資か
業種に問わず、銀行からの融資は積極的に検討した方がいいでしょう。しかし、その融資を受ける目的も考えましょう。規模の拡大だけを目指していると、融資を受けても資金繰りに苦しむ可能性もあります。 無借金経営は機会損失につながる。 銀行からの融資... -
新卒1年目、社会人初日の初出勤は税務調査だった
大学を卒業して、社会人になって最初の仕事は、税務調査の立ち会いでした。あのとき何をしていたのか、もはやほとんど覚えていません。今になると貴重な経験でもあると同時に、さすがにいきなりすぎると思うんですよね。 社会人としての最初のスタートは税... -
上司・部下が「人間的に合わない」のは、思考・行動が予測できないから
組織で働いていると、パワハラなわけではないけどストレスになる人とか、「何でそんなミスすんの?」みたいな人がいたりします。悪気がなかったりするので余計厄介で、それが人間関係のストレスになったりします。 「人間的に合わない」の正体 「相手の立... -
経営計画を「必要なお金」から作成する
銀行からの融資や補助金を受ける場合など、3〜5年の経営計画を作る場面も少なからずあると思います。特に数値計画は、売上見込みから経費・利益と作っていく方法もありますが、目標となる利益・資金から逆算してつくる方法もあります。 経営計画を「上から... -
「融資」と「出資」は似てるけど全然違うもの(他人資本と自己資本)
会社の資金調達の手段として、銀行借入などの「融資」と株式発行による「出資」の2種類がありますが、両者はにて非なるものです。出資は資金調達の手段だけではなく、仲間を集めるための手段としての性質も強いものです。 「他人」か「仲間」か 銀行融資な... -
会社のキャッシュを増やすもの・減らすもの
会社にお金を残すためにすることは、売上アップや融資だけではありません。 キャッシュを増やすもの 負債(前金・融資) 負債は「借金」、「返済が必要なもの」というイメージがありますが、手元のキャッシュを増やしてくれるものでもあります。 前金は、... -
1日で1冊本を読む方法
仕事に関係する本を読むときは、1日で1冊読み切るようにしています。そうしないと、積読が溜まってしまうからです。小説とか、じっくり読みたい本は数日、ものによっては数ヶ月かけることもありますが、仕事に使う本はとにかくスピード重視にすべきです。 ... -
補助金は「もらえるお金」ではなく、「支出を補助する」もの。
補助金は融資とは違って返済不要なため、もらえるのならもらいたいと考えている方も多いです。必要な設備投資のための補助金は積極的に活用すべきですが、補助金ありきで支出をするのは本末転倒です。補助金はあくまで「補助」であり、「もらえるお金」と...