奈良マラソン10キロ出場。応援されると気持ちがいいけど、気分が良いだけで終わっていいのか

奈良マラソンの10キロの部(世界遺産10K via 奈良公園)に出場しました。マラソン大会に出るとたくさんの人に応援してもらい、力が出ますが、みんなが見てるところでは誰でも頑張れます。誰も見ていないところでどれだけの積み重ねができるかの方が重要です。

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奈良マラソン(10キロの部)。起伏の激しいコース

奈良マラソンは、奈良市と天理市を主に走るコースになっています。

10キロだと、近鉄奈良駅から春日大社、東大寺の大仏殿を通るコースになります。

最後のラスト2キロが長く緩やかな上り坂になっており、フルマラソンも10キロも、この坂道がもっともキツイ箇所になりやすいです。

2週間前につくばマラソンでフルに出場し、10キロは何とかなると思いましたが、最後の上り坂はけっこうきつかったです。歩いている人も多くいました。

後半の一番きついところで、いかに歩くことなく走り切ることができるかは、日ごろの練習の積み重ねが成否を分けます。

マラソンの本番では、沿道から多くの人が応援してもらいますが、練習は誰も応援してくれませんし、そもそも誰も見ていません。そんな誰も見ていないところでどれだけ練習をしてきたかが如実に表れるのが、マラソンの魅力というか、特徴かもしれません。

応援されるのは気分が良いけれど

アスリートや芸能人でもない一般人が、たくさんの人から「がんばれ」と応援されることなんて、ほとんどないでしょう。

マラソン大会の醍醐味は、自分がキツイ時にみんなが応援してくれることではないかと思います。それが快感になり、マラソン大会に出続ける人もいるのではないでしょうか。

でも、みんなが見ていて応援してくれるところでは誰だって頑張れます。

みんなが見ていない、地味な練習を一人でどれだけ続けられるかの方が、よっぽど重要です。

夏は暑くて汗だくになり、冬は寒くてランニングの練習着に着替えるのも億劫ですが、それでも地味に練習を続けて走行距離を伸ばしていかないと、本番では足が持ちません。

マラソン本番で沿道から応援してもらえるのはうれしいですが、目立つところだけで頑張るのではなく、誰も見ていないところでこそ、積み重ねを大事にしていきたいと痛感しました。

地味な積み重ねは、習慣になるまで続けるしかない

マラソンの練習も、楽しいときもありますが、楽しいだけだと練習にならないこともあります。きつくなるぐらいまでペースを上げる練習をしたり、雨の日、真夏・真冬でも練習をし続ける必要があります。

飽きが来ることもありますが、地味な練習は、習慣になるまで続けるしかありません。そして、習慣にするには、やる気に頼らず「やると決めたらやる」と決意して実行する以外にありません。

私もまだまだ「やりたい」と思っていてできていないことがたくさんあるので、自分への戒めでもありますが、誰も見ていないところで、地味でも練習や鍛錬を積み重ねることで、より大きな「楽しみ」を得たいと思います。

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