難易度の高い仕事、気が乗らない仕事を無理してやろうとしないということも心身を守るうえでは重要ですが、全くやらなかったら成長の機会はないですし、お金にならないかもしれません。どうバランスをとればいいのかを考えました。
期待値を上げすぎていないか
先日、本の買取をしてもらうために配達会社に集荷を依頼しました。
週末の午前中の指定で集荷を依頼しましたが、実際に来たのは夕方ごろでした。
配達会社の人はただでさえ忙しく、しかも週末だとみんな配達や集荷の指定をしていて、遅くなるのも当然ですよね。
いっそのこと、週末は時間指定なしとかにしてもいいんじゃないかという気も少ししてしまいました(それはそれで不在配達になって再配達が増えるのかもしれませんが)。というかそもそも、集荷なんて依頼せず、自分が営業所に持ち込んでいけばよかった話です。
何が言いたいかというと、週末の一番忙しいときに時間指定サービスというドライバーに負担のかかることを無理にしなくてもいいのではないかと思ったということです。
利便性の向上のためのサービスではありますが、無理にやろうとして結果的に予定どおりできなかったりすると、かえって不便を感じてしまいます。
期待値を上げすぎてお客さんや上司などに変な期待を持たせてしまうような仕事やサービスは、無理にしない方がいいのではないかと思います。
難しい仕事でも、やりたいかどうか
難しい仕事でも、それが自分にとって興味のあることで、やってみたいような仕事なのであれば、負荷をかけてでもやった方がいいと思います。
ExcelマクロやPythonの勉強は、やりだすとけっこう大変ですが、思った通りにプログラムが動いて作業が早くなると楽しくなりますし、仕事のパフォーマンスも向上します。
スマホでずっとゲームをしたり動画を見てダラダラと過ごすぐらいであれば、仕事帰りで疲れていても、もうちょっと踏ん張って鍛錬してみるのもいいのではないかと思います。
フルマラソンの練習も夏の暑い時期は練習がきつかったですが、夏場でも仕事終わりの夜に走りこんできたからこそ、1時間以上タイムを縮めることができたと思います。
ランニングは自分にとって楽しいことでもありますし、そういう練習は負荷がかかっても続きやすいです。
時間や体力に余裕があるか
興味のあることがあっても、時間がなければできませんし、仕事で疲れ切ってしまったら気力も生まれません。
日々の仕事や普段の生活で時間がいっぱいにならないよう、余白を作ることは大事です。
時間や体力に余裕があれば、難しいと思うような仕事や勉強にも、負荷をかけてチャレンジしたほうが、今後の成長につながると思います。
むしろ、意識的に時間を先取りして、新しいチャレンジをすることにリソースを使うようにしていきたいです。
今はできないことや難しい仕事でも、自分を磨き上げてできるようにするために、積極的に時間を先取りしておきたいところです。
できないのに背伸びして「やります!」と言ったところで、結果的にできなければかえって迷惑になります。とはいえ、何でも「ほどほど」にしかやらないとなると、成長の機会がありません。興味のあることを探し、時間や体力に余裕を作って、難しいと思う仕事もできるようにする訓練を積み上げていきたいものです。