税務– category –
-
経費にできる・できないの判断基準は、「●●できるかどうか」
使ったお金が経費になるのかどうかは、領収書があるとか規程を作っているとかいったことでは決まりません。事業のために使ったと堂々をいえるかどうかがポイントになります。 説明ができるかどうか その支出が、ビジネスのために使ったと「説明できるかど... -
節税目的で法人をつくることのデメリット
節税、あるいは社会保険料の負担を減らすために、法人をつくるというスキームがあります。「マイクロ法人」といわれたりもしますが、メリットもある反面、当然デメリットもあります。 節税・社会保険料軽減のための法人設立 個人事業主として事業が軌道に... -
税理士の料金の考え方。緻密に考えて、シンプルに出す
税理士の料金はまちまちです。私は、比較的シンプルな方ではないかと思います。細かくするという考えもありますが、細かすぎてわかりにくくなるのもどうかと思い、今の料金体系にしています。 税理士の料金設定 税理士としての主要なサービスに、「顧問」... -
税理士による、生命保険の代理店について
税理士事務所は、生命保険会社と提携して、保険代理店になることができます。ただ、保険屋になりたくて税理士になったわけではないので、私はやっていません。 税理士事務所は、保険の代理店になれる 税理士事務所の中には、保険代理店の登録をしている事... -
奈良と東京とでは、顧問税理士の費用の相場は変わるのか?
家賃や土地の価格と同じように、税理士費用も何となく東京(都会)の方が高く、地方は安いというイメージもあるかもしれません。でも場所によって金額は変わらないものと思っています。 サービスの内容が同じであれば、金額は変わらない 東京は家族で住む... -
繰越欠損金は事業計画でも重要になる
赤字の年がある場合、そのときに生じた欠損金を翌期以降の黒字と相殺することができます。事業計画や資金繰りなどでも大きな影響ある項目です。 過去の赤字を繰り越せる「繰越欠損金」 繰越欠損金は、過去の赤字を翌期以降に繰り越すものです。 例えば、前... -
「年末調整」は、年末から着手しない
社員を雇っている場合は、年末調整は今ぐらいから準備を始めるといいでしょう。年末は何かと忙しいですし、年始に年末調整をやるのも少し違う気がしますので。 年末調整の準備は10月から 2024年(令和6年)の年末調整も、もうすぐスタートします。今年は定... -
e-Taxのマニュアルはなぜ分厚いのか?
e-Taxには、600ページを超えるマニュアルがあります。辞書と見紛うようなサイズ感です。他のシステムサービスで、こんなに分厚いマニュアルがあるでしょうか? e-Taxマニュアルは全600ページ 確定申告の電子申告をするためのツール「e-Tax」ですが、使い方... -
税理士の保険(税理士職業損害賠償責任保険)
税理士業務にも保険があります。税理士が行った税金の計算が間違っていてお客様が損をして損害賠償となった場合に、保険金で支払われるものです。私も一応入っています。 税理士職業賠償責任保険 「税理士職業賠償責任保険」という保険があります。税理士... -
脱税は違法だが、節税は義務である
過度な節税はいけませんが、適切な節税はむしろ積極的にやるべきであり、経営者の義務でもあります。「脱税は違法ですが、節税は義務」です(とある会計士の受け売りの言葉ですが)。 脱税と節税のちがい 脱税と節税の違いは、「嘘をついているかどうか」...