「メンタルが強い」というのは、自分がどうにもできないことを考えないこと

メンタルの強さというのは、苦しいことを耐え抜く強靭さだけでなく、自分ではどうしようもできないことに悩まず、自分が今できることに全力を注ぐという考えができることではないかと思います。

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自分にはどうすることもできないことで悩むことの問題点

もっと精神的にタフになりたい。困難なことがあってもめげずに仕事や勉強を頑張りたいと思うことは多いと思います。しかし、なかなか強くはなれないもの。嫌われていないかとか、評価されていないんじゃないかとか、気持ちが弱っているとクヨクヨ考えがちです。

しかし、他人からの評価も、仕事で起こる困難な局面も、自分ではコントロールできないことで悩んだところでなかなか自分で解決はできないものです。

そして、自分ではどうすることもできず、解決にも時間がかかることで悩んでしまうと、出口が見つからないのでずっと悩み続けてしまい、やがて病気にもなってしまいます。

「今、自分が」できることに集中することが、メンタルを健全にできる解決策だと思います。

「メンタルが強い」とは、今自分ができることに集中すること

おそらく、「メンタルが強い」人というのは、自分でできることと、自分ではできないことの分別ができていて、自分でできることに集中できる人なのではないかと思います。

理不尽なことに耐えることや、周りのプレッシャーに打ち勝つ気持ちも重要だと思いますが、自分が解決できることにリソースを全集中する意識をもつということも、メンタルの強さの要因だと思います。

ニュースやSNSを見ると、感染症や気候変動や戦争の話題が多いですが、そのような事件ばかり触れていると、不安ばかりが襲います。

そういった情報に触れることも大事ですが、必要以上にインプットして一喜一憂すべきではありません。

いきなり全てシャットアウトはできないかもしれませんが、なるべくそういった情報は必要以上に触れることはせず、今の自分にできることをコツコツと積み上げていくべきかと思います。

「自分でどうにもできないこと」を減らす

日々の仕事においても、自分でどうしようもできないことを減らしていくことで、メンタルを健全に保てることもあると思います。

若手のサラリーマンのときは、自分の仕事の裁量はほとんどなく、上司からの指示が続く限りは仕事が終わらないということもありました。

そのような自分の裁量が極端に少ない状況では、たとえ残業がほとんどない環境でも、ストレスは高まるでしょう。

今の組織で多少なりとも仕事を頑張って自分の裁量で動ける範囲を広げるか、転職・独立して自分の裁量を持てる環境に移動することで、自分でできることを増やしていくことが必要でしょう。

そのために、まずは今の環境で、将来の自分に向けてコツコツと勉強することが、今の自分にできることだと思います。

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