手作りした方が良い(確定申告・投資シミュレーション・タスク管理)

料理を手作りすれば、食材や調味料のことについて理解が深まります。仕事のツールも同じです。

目次

手作りしているもの

仕事で日々使っているもので、市販のツールもたくさんありますが、以下のようなものは自分で手作りしています。

  • 経理(Excel)
  • 不動産投資のシミュレーション(Excel)
  • タスク管理(Notion&Excel)
  • 請求書発行(Excel)

経理のExcel

確定申告のためには、日々の経理が必要ですが、会計ソフトは使わず、自作したExcelを使用しています。

Excelで毎月の収支(CF)、BS(預金などの残高)を集計できるようにしておき、確定申告する税額も、Excelで算出するようにしています。

Excelで税額計算できるようにしようと思うと、給与所得控除の計算方法とか、生命保険控除の計算方法などを自分で調べて関数を作成する必要があります。

それが良い勉強になります。

Excelであれば、月次の推移を確認したり、グラフを作ったりということが容易にできます。

そういったカスタマイズ性の高さも、Excelを使うメリットです。

Excelで作った経理のデータは、月に1回会計ソフトにインポートして帳簿を残しています。

不動産のシミュレーション

不動産投資の収支や返済のシミュレーションも、Excelを使用しています。

収支のツールは、ググれば出てきますし、不動産会社でも提供されていたりします。

それを使っても良いのですが、機能が豊富すぎたりします。もっとシンプルにやりたい。

なので、Excelで自作し、知りたいことだけを集計できるように作っています。

不動産投資のシミュレーションをExcelで自作する方法

タスク管理

タスク管理は、いろいろ試行錯誤していますが、最近はNotionを使っています。

Notionのボタン機能を使って、タスクを開始した時間と終了した時間を記録し、工数を計算できるようにしています。

タスクをリストアップするだけなら、ToDoリストのアプリとかノートとかいろいろあります。

でも、私がタスク管理に求めているのは、一つのタスクにどれぐらいの時間がかかったのかを計測することです。

家計簿をつけてお金を管理するように、時間を計って時間を管理しています。

毎日朝になったら、前の日に完了したタスクのNotionをExcelにエクスポートし、タスクの種類ごとにかかった時間を比較しています。

最終的にExcelで分析するぐらいなら最初からExcelを使ってもいいのですが、この辺は好みです。Notionを触ってみたいので。

請求書発行

請求書の発行は、Excelで作成してPDFで発行できるようにマクロを組んで行っています。

freeeなどでも請求書発行はできますが、件数が増えてくると、一つ一つ金額とか内容(報酬なのか交通費の精算なのか)を確認するのが手間に感じてきて、Excelの方が早いと感じ、今の方法に落ち着いています。

とはいえfreeeの請求書作成ソフトでも、十分な機能があります。無理にExcelでやる必要もないのですが、マクロのスキルレベルアップにもなるので、Excelを使っています。

手作りするために必要なスキル

以上のように、基本的にはExcelで自作しています。

なので、Excelのスキルは必須になります。

具体的には、以下のようなExcelスキルは最低限習得した方がいいでしょう。

  • 関数(IF、XLOOKUP、SUMIFS)
  • ピボットテーブル
  • 見た目を整える(セルの色、フォント、罫線)

関数やピボットテーブルといった機能面のスキルも重要ですが、見た目を見やすくすることも重要です。セルの色が原色で目がチカチカするような色使いだったり、フォントや罫線がバラバラだと見返す気がなくなります。なので、すっきりとした見た目になるように体裁を整えることも重要だと思います。

また、マクロについても習得することでできることが広がります。

ChatGPTやGeminiを使えば、前提知識が豊富じゃなくてもコードを作ってくれるので、質問の仕方を工夫すればいろいろできるようになります。

手作りした方が、仕組みを理解できる。コストが減る

自作するのは手間がかかります。でも、仕組みを理解できます。

パソコンも自作したことがあります。自作すれば、パソコンが何で動いているのかを理解できますし、手間賃がないのでハイスペックなパソコンを比較的安く手に入れることができます。

ノートPCよりコスパの良い自作PC。自分でつくるとコストは下がる

税額計算をExcelでやっているのも、税金の計算の仕組みをキャッチアップするためでもあります。

税制は毎年改正されるので、それをExcelの計算にも反映させる必要があります。その作業の過程で、税制改正のキャッチアップができます。具体的にどういう影響があるのか(税金が増える改正なのか減る改正なのか)についてもシミュレーションができるので、理解が深まります。

もちろんExcelが合ってるかのチェックは欠かせませんし、最終的な確定申告の作業は会計ソフトなどを使うのですが、おおよその見通しを立てるにはExcelで十分ではないかと思います。

ExcelやNotionを使いこなせるようになれば、市販のツールにお金をかける必要はありませんし、コストも減ります。その分手間はかかりますが、手間をかける価値がある部分には手間を惜しまず自作に取り組んだ方が良いと思います。

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