生成AIがビジネスで普及したのは、「精度が全て」ではないから。

ここ数年でChatGPTが急速に普及し、他の生成AIも増えています。これだけ生成AIがもてはやされるのは、「速さ」があるからではないかと思います。

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生成AIは完璧ではない

生成AIの「ハルシネーション」という現象があります。直訳すると「幻覚」ですが、AIが嘘の情報をまるで本当のことのように回答を出力してしまうことです。

AIも完璧ではありません。間違った情報を出力することもあるし、間違ってないとしても、薄い情報しか出てこないこともあります。
AIにブログを書いてもらっても、当たり障りのない内容だったりします。

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でも、生成AIはかなり一般にも普及してきています。AI以外にも、ここ数年だと、ブロックチェーン、メタバース、NFTなどの技術が取り沙汰されていますが、生成AIはこれら以上に一般に普及している気がします。

それは、「スピード感」があるからではないかと思います。

生成AIがもてはやされるのは、「速さ」

ChatGPTを使えば、数分で数千文字の文章を作ってくれます。
精度はどうあれ、0から1の作業を一瞬で作業してくれるのは、かなり役立ちます。

仕事でも何でも、「丁寧に時間をかけてクオリティの高いものを作ることが大事」と考えがちです。
確かにクオリティも大事ですが、クオリティを追求しすぎて提出が遅れたり、納期に間に合わなかったりすれば仕事ではNGになることが多いです。

クオリティが低くても、「速く納品すること」、「締切を守ること」のほうが実際の社会では大事だったりします。

生成AIはそういう領域にピッタリハマります。

「人間のプロに任せると時間はかかるけど100点のものが出る、逆に、AIにやらせると一瞬でできるけど60点」という状況だったら、一瞬でできる60点の方が求められる場面は案外多いのではないでしょうか。

AIほどではなくなくても、スピードは重視すべき

AIほどのスピードには勝てないとしても、70点ぐらいのものをそこそこの速さでやることを、人間は目指していってもいいのではないかと思います。

  • メールの返信を何日も空けない
  • 多少粗くても、締め切り前に資料を提出する
  • 質を求めすぎて納期を遅らせることがないようにする

このようなスピード感は持っておく必要があると思います。



▪️編集後記
昨日は会計士業。午後はカイロプラクティックで整体。腰や肩をほぐしてもらい、歪みも治療してもらっています。

▪️娘日記
テレビなどで見る他の新生児は髪の毛が立派に生えていますが、娘はまだそんなに伸びていません。「せんとくん」にも見える時があります。特にほっぺやあご周りが。

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