freeeのメモタグの活用例。補助金の補助対象経費にタグ付けする

freeeの特徴として、4つのタグがあります。このうち、メモタグの活用例として、補助金の補助対象となっている経費にタグをつけておくという活用例があります。

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補助金の補助対象経費にタグをつけておく

IT導入補助金や小規模事業者持続化補助金などの補助金は、融資と違って返済が不要なものですが、先に支出をする必要があること、実際に確かに支出したものであることの証拠を提出することを求められることがあります。

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例えば、補助金で外部のホームページ作成会社にホームページの作成を依頼する場合、相手先との契約書、発注書、請求書、納品書などの証拠と、実際に相手に払ったことを証明する銀行の入出金明細が必要なことがあります。

請求書が来て支払いがあれば、当然その経費は経理が必要です。

これが取引1つだけであれば大変ではないですが、いろんなコストを補助金でまかなおうとした場合、取引ごとに契約書や請求書、入出金明細を集めるのは大変です。

なので、補助金の交付が決定したら、補助の対象になる経費の証拠は事前に区別できるように整理しておきましょう。

freeeの「メモタグ」という機能

経理の視点でいうと、freeeだとメモタグという機能を使うことができます。

freee会計には取引先、品目、部門、メモの4種類にタグがあります。
複数の商品を販売している場合、取引先ごとの業績を見たい場合に、これらのタグをつけておくと、タグごとの集計が可能になるというものです。

4種類のタグのうち、メモのタグについては、特に制限なく自由に使えるタグです。
後で確認したい取引がある場合には、「あとで確認」というメモタグをつけておいて、あとで確認したいものだけをタグから抽出することができます。

補助金の対象となっている経費をfreeeに登録するとき、メモタグに「●●補助金」というタグを付けておけば、どの経費がどの補助金で補助されるものかを識別することができます。

メモタグじゃなくてもいい。Excelでも

freeeだとメモタグというものがありますが、MFクラウドでも弥生でも同様の機能はあります。
なので、freeeにこだわる必要はありません。

Excelでもフラグをつけておくということはできます。
Excelで経理のデータを入力するところに「備考」などの列を作っておき、そこに「●●補助金」と入れておけば、あとから補助の対象になっている経費を確認することができます。

いずれにしても、後からまとめてやらず、補助の対象になっている経費は、それがわかるようにすぐに記録をつけておくということが重要です。

これは、経理でも同じですね。
まとめてやろうとすると、なかなか手を付けられません。

毎日でも、ちょっとずつ記録をつけておくことが、経理でも補助金対応でも同じく重要なことです。



▪️編集後記
昨日は会計士業。
その後、歯医者で治療。やっと終わりました。

▪️娘日記
午前中はとろ~んとしてますが、夕方から夜にかけて元気に泣き出します。「黄昏泣き」というやつでしょうか。
夜はしっかり寝てくれます。

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