Excelで作成したグラフをPowerPointに貼り付けるとき、「図としてコピー」で貼り付けるとキレイに貼り付けることができます。ただ、このスキルが自分の仕事にどこまで役立つかは難しいところです。
「図としてコピー」→「用紙に合わせる」
例えば以下のようなグラフをExcelで作成して、PowerPointに貼り付けたい場合、Excelで「図として貼り付け」->「用紙に合わせる」でコピーして、PowerPointで「Ctrl + V」で貼り付けると、PowerPoint上でグラフがキレイに乗ります。
「画面に合わせる」と「用紙に合わせる」という選択肢は、どちらも大きな差はありませんが、私の経験上、紙に印刷するのであれば「用紙に合わせる」にしておいた方がキレイにグラフが貼れます(そんな気がします)。
多くの人がExcelのグラフをPowerPointに貼るときは、同じように図として貼り付けしているとは思います。
ですが、私の体感上、図として貼っていても微妙にPowerPoint上での見え方が違います。
ExcelとPowerPointでそれぞれ違うショートカットでコピー→図を貼り付けをしてみたものを比較してみました。
まああんまり差はないですね。。。
ですが、紙で印刷すると、若干違いが出ます。
左の貼り付け方だと、少し貼り付けたグラフがぼやけるというか、少し不鮮明に見えます。
PowerPointで作成した資料を、紙で印刷することが多いのであれば、(大きな差ではないですが)少しでもキレイに見える方法でやってみてもいいかと思います。
紙で印刷しないなら不要のスキル
とはいえ、今はこの操作はほとんどしていません。紙でPowerPointを印刷することがなくなったからです。
20代のときに勤めていたときは、「どの方法が一番印刷してキレイになるか」を試行錯誤していました。
いろんなコピペの仕方で印刷してみて、上記のやり方が一番キレイになるという結論になりました。
当時は打ち合わせの資料は人数分印刷して持っていってましたし、報告書やセミナー資料も大量に印刷していました。
キレイな印刷物が、成果物だと思っていました。
紙で印刷することが多いのであれば、上記のような操作を覚えておいて損はないと思いますが、そうでないなら不要になったスキルではあります。
進みたい方向性とスキルがマッチしているか
私が大学生あるいは社会人1〜2年目のとき、若手ビジネスマン向けの雑誌や本を読むと、「ビジネスで成功するためには、英語・会計・ITの3つのスキルが必須である」というようなことがよく書かれていました(今でも多分いわれてる気がします)。
その言葉に触発され、会計士試験に合格してから、TOEICの勉強をしたことがあります。
特に明確な目的があったわけではなく、「必要だってみんなが言ってるから」というようなモチベーションでした。
案の定、勉強は続きませんでした。
海外志向もないですし(そもそも海外が苦手)、英語はもともと苦手ですし、自分が進みたいキャリアの方向性と、TOEICというスキルがマッチしていませんでした。
ExcelやPowerPointのスキルも、昔であれば紙で印刷することが多かったので、紙の印刷を想定したスキルを身に着けてることにも意味はありました。
でも、今は紙を使う仕事は激減しています。
紙を使わないのであれば、上記のようなスキルも不要です。
昔から使ってるスキルだったり、みんなが習得しようとしているスキルが、今の自分あるいは将来自分が進みたい方向性と整合していないことはよくあります。
「何となく必要そう」なスキルや、若いときに得たスキルを捨てるという覚悟も必要です。
そこまであらゆることを勉強していられるほど、時間はたくさんあるわけではありませんから。
▪️編集後記
昨日は会計士業の作業を自宅で。その後、Kindle執筆、交流会の申込みなど。
名刺を作っていないので、デザイン作成中です。どうせなら顔写真を入れたりしっかり作りたいので。