「期限ギリギリにならないと動けない」を改善する方法

特に誰に指示されたわけでもなく、自分でやると決めた仕事について、誰からも催促されない仕事は先延ばしにしてしまいがちです。そういう仕事の方が長い目で見て重要でもありますが、先延ばしにせず、ギリギリになるまで動かないということを防ぐためにやってきたことをまとめます。

目次

誰かが決めた期限と、自分で決めた期限

仕事にはたいてい期限が決まっているものですが、期限にも2種類あると思います。

  • 自分で決めたわけではなく、誰かが決めた期限
  • 自分でやると決めた仕事に対する期限

1つ目の方は、上司から指示された仕事や、お客様からの依頼で決まった仕事の期限が該当します。

あるいはこれからの季節だと、確定申告も該当します。提出期限は、3月15日と決まっています。コロナとかよほどの事情がない限り、期限を延ばすことはできません。

2つ目の方は、一般的な仕事というより、自分発信の仕事のイメージです。

スキルアップのために資格の勉強をしたり、ブログやYouTubeを始めてみたり、誰かに指示されたわけではなく、自分でチャレンジすると決めたものです。

多くの場合、1つ目の期限に追われることが9割ではないでしょうか。自分がやりたいわけではないけど、仕事だから仕方なく、という感じで、期限を確認しながら仕事を進めていくことが多いと思います。

1つ目の方も、期限ギリギリまで動けないということは多いでしょう。早いうちに手を付けておけば後が楽になることはわかっているのに、なかなか手を付けられないという経験は私もたくさんしてきました。

この1つ目の期限を守るための対策は、いろいろな本やネットの記事がたくさん出てきます。特にこの本は、大変参考になりました。

本やネットの記事を読んで、実践していけば、1つ目の「誰かが決めた期限」の方の対策はある程度できます。

「自分で決めた期限」を守るのは難しい

問題は、2つ目の「自分で決めた期限」の方です。誰かに指示されたわけでもなく、自分だけに適用される期限を守るのは、なかなか大変です。期限を守れなくても、怒られることはありません。

資格試験であれば、試験本番というお尻が決まっているので、そこで火が付くことはあるでしょう。でも、そういうものがなければ、自分との約束を誰にも催促されることなく、自分で遂行していくことが必要です。

ここについては、あまり本やネットを見ても参考になるものが多くありません。

自分で試行錯誤してきたことをまとめておきます。

「自分で決めた期限」を先延ばしにしない方法

3つあります。

楽しいことにチャレンジする

そもそも「やってて楽しいこと」じゃないと、なかなか継続はできませんし、日々の目の前の仕事に忙殺されて後回しになってしまいます。

私の場合、ブログやランニングは普段の仕事とは関係のないことですが(ランニングは仕事ですらないですけど)、楽しいことだから継続できています。

「自分でやりたい」と思ってるつもりでも、実はそうでもないことも多いのではないでしょうか。

例えば英語の勉強。周りの空気で何となくやらないとと思ってるだけで、自分はそんなに興味がないことかもしれません。

そういう「実は興味がないこと」を、自分の「やりたいこと」だと錯覚してTOEICとかを勉強しようとしても、なかなか勉強時間を確保することは難しいでしょう。

自分の興味のあること、やってて楽しいことを選ぶことは、先延ばしにしないために最も重要です。

優先的に時間を割り当てる

どうしても普段の仕事を常に最優先にしてしまいますが、通常の仕事を後回しにしてでも、やりたいことのチャレンジに時間を割り当てるべきです。

「時間ができたらやろう」だと、できません。一生時間はできません。自分で自分の時間を取りにいかないと、別の誰かにすぐに奪われてしまいます。

まず何をやりたいのかを決め、決めたらそれをやるための時間を優先的に確保し、空いた時間で仕事をする、というぐらいの覚悟で、日々のToDoを整理することが望ましいです。

日記を書く

日記は、過去の自分と再会するために書いています。

「自分で決めた期限」を守れない原因は、誰も怒る人がいないからです。だから、過去の決意を固めた自分の日記を見て、緩みそうな自分の気持ちを引き締めなおします。

日記じゃなくても、自分を客観視できるものであれば、何でもいいです。SNSでも、ブログでも、YouTubeでも。過去の意識の高まっていた自分の熱のこもった文章を読んで、自分に喝を入れてもらいましょう。

以上、3つ上げました。自分が望む仕事・人生を得るには、普段の仕事に忙殺されるだけでなく、将来の仕事につながるような鍛錬も必要です。

そういった将来のことも考えられるように、余白を意識的に作ることも心掛けましょう。

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