移動時間は、なくせるならなくした方がいいと思います。
移動を減らす工夫
便利な場所に住む。
これが移動を減らすための一番大事なことだと思います。
職場に通勤する必要があるのなら、職場の近くに住む。
病院やスーパーが近くにあるところに住む。
駅近の物件に住む。
通勤、日々の買い物、そのための電車移動は、ほぼ毎日する必要のある移動です。
この移動時間を減らせれば、1日でも数十分から数時間の節約になります。これが毎日重なると、膨大な時間の浪費を回避できます。
東京で住んでいた場所も、決して不便な場所ではありませんでしたが、奈良に引っ越してきてから、さらに利便性が上がりました。
最寄りの駅(急行も特急も止まる)まで徒歩5分、スーパーも徒歩5分、歯医者や整骨院や眼科などの行きつけの病院も徒歩圏内です。
生活に必要な店は、ほぼ徒歩圏内にあり、移動時間を大幅に短縮できました。
移動が少ないのは、正義です。
少し家賃が上がっても、店や駅が近い場所を選んだほうがいいでしょう。
回避できる移動もある
旅行とか出張のように、回避できない移動もあります。
それはそれで非日常なので、移動自体が楽しいというのもあります。
しかし、そうではない移動は、回避できるものもあります。
冒頭で書いたような、毎日の出勤や日々の買い物については、工夫次第で短縮できますし、短縮させた方がいいものだと思います。
移動時間を有効活用?
「移動時間が長くても、移動中に本を読んだり勉強したりもできる」という考えもあります。私は昔はそういう考えでした。
大学には1時間30分ぐらいかけて通学していましたが、その移動中に資格のテキストを読み込んだりしていました。社会人になってからも、最初は通勤時間が1時間以上かかっていて、その移動中に本を読んだり新聞を読んだりしていました。
ですが、そういうことは移動中じゃなくてもできることですし、集中できないこともあります(電車の車内にはいろんな人が乗ってきますし)。
移動時間を有効活用しようとするのではなく、移動をなくす工夫を考えたほうがいいと思います。
回避できる移動をなくし、空いた時間で家の中でずっと過ごすか、あるいは旅に出てみるか、好きなことに時間を使えるように工夫をしてみましょう。