会計士のこと– category –
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会計士のこと
天職は「見つけるもの」ではなく、築いていくもの
「天職」というと、自分に合う仕事がどこかにあって、転職とか自分探しをして見つけるものというイメージがあります。でも、天職はそうやって「見つける」ものではなく、日々の仕事をコツコツと続けて出来上がっていくものだと思います。 天職は探しても見... -
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不正を見つけるのは簡単ではないが、いつか見つかる
時折ニュースで、企業の不正が明るみになって事件として報じられることがあります。利益や売上を水増しするような不適切会計や不正会計は、簡単には見つからないですが、長い時間で明るみになることもあります。 不正を見抜くのは簡単ではない 独立前は監... -
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経理のデータは「ファクト」ではない
経理のデータというのは数字なので、客観性が高いように見えます。横文字でいえば、「ファクト(事実)」と言えるものかもしれません。でも、経理のデータは必ずしも「ファクト」とも言えません。唯一絶対の答えなんてなくて、解釈の余地があるからです。 ... -
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会計に強くなるためにやるべきこと
書店に行けば、会計に関するビジネス書もたくさんあります。ビジネスの基礎教養として、会計の勉強をしている人もいると思いますが、会計に強くなるためには、何が必要でしょうか。 「会計=理系」ではない よく言われるのが、会計に強い=数学が得意、と... -
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決算書を分析することが「会計思考」ではない
「会計」という言葉には、数字を見たりとか、指標を使って分析をするイメージがあります。それも間違ってないですけど、それだけではない深い意味もあると考えます。 「夢に踊らされない」のが会計思考 「会計的にものを考える」というのは、「夢に踊らさ... -
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税理士と会計士は、野球とソフトボールぐらい違う
税理士と会計士は似て非なるものですが、近い部分もあります。野球とソフトボールが違う競技だけど似ているのと近いです。 似てるけど違う「税理士と会計士」 私は高校のとき、ソフトボール部でした。野球とソフトボールは似てますけど、違うところもけっ... -
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会計士が独立するときに、税務の経験は必要か
会計士が独立するときに、税理士業務をするかどうかは悩みどころです。税務の実務が豊富な会計士はほとんどいません。税務の実務経験がないと、税理士として独立は難しいでしょうか。 独立する会計士の選択肢 会計士が独立を志すとき、大きく2つの選択肢が... -
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会計士が活躍できる場所は多い。だからこそ、迷うことも多い。
母校の大学で、今年の公認会計士試験に合格した学生の合格祝賀会があり、私もOBとして参加しました。 母校の合格祝賀会へ 11月に公認会計士試験の合格発表がありました。私が受験したのは10年以上前ですが、今でも合格したときのことは覚えています。 試験... -
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試験に落ちた日に何を思ったか
先週、公認会計士試験の合格発表がありました。もう10年以上前のことになりますが、私は4回目の挑戦で合格しました。合格したときよりも、落ちた時の方が記憶に残っています。 短答式で3回の失敗 今年の公認会計士試験は、合格者が1,544人、合格率は7.6%だ... -
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「AIに仕事を奪われる」よりも怖いこと
AIの発達で人間の仕事は奪われるのか。仕事がなくなることもあるかもしれませんが、むしろ、仕事が増えすぎてお金は増えない状況にもなりえるのではないかと思います。 AIに人間の仕事は奪われるのか?むしろ逆では? AIの進化によって人間の仕事がなくな...
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