スマホで経理は可能なのか?

会計ソフトのスマホアプリもあります。でも、あんまり使うことはないでしょう。領収書の撮影も別に使う必要はないですし、記帳はさらに使いづらいです。

目次

できなくはないが、おすすめではない

freeeやMFクラウドなどのクラウド会計ソフトでは、スマホ用のアプリもあります。

ですが、利用頻度はそんなにありません。というより、まったくありません。

スマホアプリを利用することのメリットとしては、どこでも経理ができるということでしょうか。
あるいは、使い慣れたスマホで領収書の撮影をすれば、カフェや会食の領収書をなくすことがなくなるというのもメリットかもしれません。

ですが、まあそんなに使わないでしょうね。
私の場合はパソコンを常に持ち歩いているので、経理はどこででもできますし、領収書は紙を保管しておくか、なくす心配がある場合は通常のスマホのカメラで撮っておきます。
会計ソフトのアプリで撮影する必要はありません。

経理をするなら、パソコンで作業した方がいいでしょう。

パソコンは必須

スマホで経理をしようとするより、パソコンを使ったほうが効率的です。

記帳することだけが経理ではありません。
経理によって業績が見えるようになり、それを経営に活かすことが経理の目的です。

スマホだだったら、記録をすることはできます。操作に慣れれば、それほど苦にせず記帳することはできるかもしれません。

ですが、経理によって集計した決算の数字を見通すことは、スマホの小さい画面では難しいところがあります。

業績を分析するときに、私はよく「月次推移」をチェックします。
月次推移を見ることで、異常な数字の動きがないかをサクッとチェックすることができます。

特別な計算式も不要なので、月次推移をチェックすることは経営分析ではおすすめです。

あわせて読みたい
経営分析で押さえておきたい指標3つ 経営分析の指標は本を読めばたくさん書かれていますが、最低限3つ押さえておけばとりあえず十分ではないかと思います。 とりあえず押さえておきたい指標3つ 月次推移(P...

月次推移を把握するには、やはりパソコンの画面の方がいいでしょう。

スマホは仕事用では限界がある

この10年ぐらいでスマホが進化して、今やカメラとかAIの機能が進化してきています。
でも、やはりスマホは「消費者としての」アイテムかなという印象はあります。

メールや予定のチェックであればスマホでも十分に可能ですが、何かを生み出したり事務作業といった仕事をするには、やはりパソコンが必須です。

仕事で使うなら、パソコンがメインでスマホがサブ、という位置づけではないかと思います。
パソコンは何年も前の機種で、スマホは最新機種、という人もいますが、むしろパソコンを最新にして、スマホは何年か使い続けても十分でしょう。

経理についても同じです。
スマホで経理のサブ的な作業はできますが、経理をしてそれを経営に活かすことまでを考えれば、道具はパソコンをメインに使うべきと思います。



▪️編集後記
昨日は税理士業の打合せ。給与計算ソフトのテストなど。

▪️娘日記
お腹が空いてるわけでもなく、おむつが濡れているわけでもないけど泣き止まないことがあります。抱っこすると泣き止みます。抱っこしてほしいんですかね。今しかできないことなので、いくらでも抱っこはしますよ。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次