経理を苦手としている人は多いと思いますし、無理に好きになる必要もないですが、好きになることもできると思います。
経理の何が楽しいのか?
経理を楽しむポイントは、人によってさまざまだとは思いますが、いろいろあるのではないかと思います。
- お金の動きが目に見えるようになる
- 融資や出資などの資金調達をしやすくなる
- Excelの勉強になる
- 「こうあるべき」という数字と、経理で集計した数字がピッタリ一致したときの達成感
- どんな職業にも活用できる
- お金のことを考えるのが楽しい
- 税金などで得する場合がある
- 税理士に記帳代行を頼まなくていいのでコストが下がる
独立して起業した人、フリーランスとして活動している人にとっては、経理とは無縁ではいられません。
税理士などに外注するか、スタッフを雇って経理をやってもらうということもできます。
もちろんそれでも問題ありませんが、経理を自分でやれば、そのコストを営業やマーケティングに使うこともできます。
無理に好きになる必要もありませんが、食わず嫌いである可能性もあります。
毎日続けるのは、意志が強いからではない
私は自分の事務所と会社の経理は毎日やっています。
それは、私が意志が強いとか専門知識があるからではなく、単純に好きだからです。
経理の集計をとおして、Excelで新しい関数やマクロをつくることも好きなので、経理を毎日することができています。
経理をするには、ある程度は知識が必要になります。
ですが、簿記3級をわざわざ勉強する必要もありません。「借方」とか「貸方」とか必要ありません。
こういう書籍を読めば充分かと。
経理を楽しむためのポイント
経理を楽しむのにハードルがあるとすれば、「会計ソフトがややこしい」というのが小さくない要因ではないかと思います。
会計ソフトは、簿記をやっている人向けに作られています。
freeeは簿記の知識がなくても使えることをウリにしていますが、「知識がなくても使える」ことと「ソフト自体が使いやすい」というのは、また別問題です。
私は、会計ソフトは、法律上保存が義務付けられている帳簿の保存のためだけに使っています。
いろいろある分析機能とかレポート機能は使っていません。
日々の経理はExcelで入力して、それを会計ソフトにインポート、分析をするときは会計ソフトからエクスポートしてExcelを使っています。
経理をするのに、会計ソフトは必要ありません。
正確に言うと、会計ソフトは(法律上)必要とならざるを得ませんが、会計ソフトの使い方がわからないからといって、経理もできないわけではありません。Excelが使えれば経理はできます。
「数字を見るのはどうしても無理」という人も多いと思うので無理にとは言いませんが、案外経理は楽しいものでもあります。
▪️編集後記
昨日は妻の実家で食事。その後、自宅で税理士業など。
▪️娘日記
ひな祭りなので、妻の実家にあるひな人形を見に行き、昼食も一緒にしました。
初めての節句ですが、多分喜んでたと思います。多分。