京都に来ております。四条河原町にある蔦屋書店のシェアラウンジに行きました。仕事をするには申し分ない環境ですが、自宅やオフィスではなく、わざわざ有料のシェアラウンジで仕事をすることのメリットについて考えます。
蔦屋書店が運営するシェアラウンジ
京都の蔦屋書店にあるシェアラウンジに行きました。渋谷にあるシェアラウンジにも行ったことがありますが、同じ系列の京都の店舗です。
一般席で1時間1,540円(税込)、アプリ決済だと1,386円(税込)で利用でき、終日利用だと4,620円(税込)になります。
フリードリンク、ミックスナッツなどの無料フードもあり、WiFi、電源も完備で、仕事や作業をするには申し分のない環境です。
京都の四条河原町なので、周囲にもスタバやマクドナルドなどがあり、ランチや夕食にも困りません。
コスパは良いと個人的には思いますが、それでも1日5,000円、仮に毎日使えば月15万です。自宅で作業をすれば、これだけの出費にはなりません。交通費もかかります。コストだけを考えたら、わざわざ遠出をしてまで行く必要があるのかという考えもあります。
複数の拠点をつくる最大のメリットは「楽しい」
コストを考えれば、自宅や、オフィスを借りていればオフィスで仕事をするのが一番安上がりでしょう。
しかし、いつもとは違う環境で作業ができるのは楽しいです。
会社員として働いていると、基本はオフィスと自宅の往復です。なかなか自宅やオフィス以外の場所で仕事をすることは難しいでしょう。
個人だからこそ、働く環境を自由に選ぶことができます。
「仕事は遊びじゃない」という考えもあります。働く場所を気分によって変えたりして、気分が乗らないからといって成果を出さなくていいことにはなりません。
もちろん仕事は真剣にやるわけですが、複数の拠点を作っておくことも、少しの遊び要素があって良いのではないかと思います。
移動することで、インスピレーションが生まれる
10年ぐらい前に読んだ村上龍の「歌うクジラ」では、スラム街に住む主人公が、不老不死の力を得た富裕層の世界や宇宙空間へ旅を続ける中でいろんな人に出会い、自分の意思に少しずつ芽生えるというような内容の小説でした(確か)。
細かいあらすじは覚えてないのですが、「移動することでインスピレーションが生まれる」ということを思ったのは記憶にあります。
仕事でも、自宅と会社の同じ場所をルーティンで往復しているだけでは、脳も活性化せず、新しいアイデアや意欲は生まれにくいでしょう。
物理的に違う場所に移動し、五感を刺激することで、行き詰っていた仕事が前に進んだり、新しいことにチャレンジする意欲も芽生えるかもしれません。
もしそういった発見があれば、1日5,000円の出費は高くはないでしょう。
そういう大義名分を言いながら、いろいろ遊んでみたいと思います。