サラリーマンだと、社内外問わず自分の実績をアピールすることが求められることがあると思います。私はあまり得意ではありませんが、だからといってフリーランスになっても、アピールすることは必要です。
上司への「やってますアピール」
サラリーマンである以上、社内外で自分の実績をアピールすることは避けられないと思います。営業活動や定期的にある人事評価でも、自分が今までにどれだけのことやってきたのか、今後のキャリア指向はどんなもので、それに向かって今後はどういうことをしていくのか、あるいは現在取り組んでいるのかをアピールすることで、昇進や昇給にも影響してくると思います。
人事評価だと、最近では社員に自己評価をさせて、それを踏まえて上司からフィードバックをもらうような人事施策を行っている会社もあります。
私はこの自己アピールが苦手です。何か会社や上司に媚びている感じがして。
それでも、会社や自分の成長につながるための仕事であれば、その実績をアピールするにはまだマシです。しかし、アピールすることを目的に、表面だけを取り繕って会社への忠誠心を示すための「やってますアピール」をするのは苦手というより苦痛ですらあります。
- 誰も見ない形式的な記録を残すだけの作業
- 社内の飲み会への参加 などなど・・・
とはいえ、アピールが悪いわけではありません。中身のない「やってますアピール」は好ましくありませんが、自分の実績をしっかり提示することは、相手からの信頼を得るという点で重要だと思います。
フリーランスでも、アピールすることは必要
サラリーマンだと上司へのアピールが昇進や昇給に影響しますが、独立してフリーランスになっても、お客さんへのアピールが必要です。
「自分には何も自慢することなんてない・・・」と思って何もアピールしないと、誰からも見向きもされず、仕事は来ません。
- セミナーやワークショップでの講師の実績
- 著書やブログの内容紹介
- 趣味での実績(フルマラソンの完走など)
仕事に関するものに限らず、自分を知ってもらうという意味でも、今まで自分がやってきたことはできるだけいやらしくない程度にアピールしておきたいです。
どんなアピールだったらできるか
どういうアピールが得意なのか、あるいは苦手なのか、人によっても違いがあるかもしれません。
社内の飲み会で上司や社内の同僚で存在感をアピールすることが得意な人もいるでしょうし、人によっては意味がないと思うような資料作りの仕事でも、得意な人はいるかもしれません。
自分にとって苦ではないアピールによって、お客さんや上司から喜んでもらえるのであれば、その環境に居続けるのは良いことだと思います。
一方で、苦手なアピールをずっとし続けないといけなくなったら、しばらくは頑張れてもやがて限界が来るでしょう。 その場合、環境を変えることも選択肢になってくるでしょう。
どんなアピールだったら自分は得意なのかは、将来の自分のキャリアを考えるうえでも重要だと思います。