「最近の若い人は・・・」と言ってしまう心理

「最近の若い人は我慢が足りない」。最近久しぶりにこの言葉を聞きました。若い時はウンザリしたものですが、今はそれを言ってしまう気持ちも少しわかります。

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「若い人は我慢が足りない」

あるセミナーに参加して、その講師が言っていました。

「桃栗三年柿八年という言葉がある。会計や経理の業界は柿である。一人前になるには、早くても8年ぐらいはかかる。でも、最近の若い人は我慢が足りず、3年ぐらいで見切りをつけて転職しようとする。参加者の皆さんはそんなことのないように、焦らず修練を積んでいただきたい。」

まあ、あながち間違ってはいないとも思います。私も会計・経理の業界で10年ほど働いていますが、未だにわからないことも多いですし、そのたびに勉強し、実務をしてみて、うまくいかずに落ち込み、反省することが多いです。3年ぐらいで分かった気にならない方がいいという気持ちもわかります。

でも、あまり言われて気分の良いものではないですね。私が20代だったら、「あ~、ハイハイ。そういう感じのおじさんなのね。」と思って途中で席を立っていたかもしれません。

20代のときには理解ができませんでしたが、30代になり、少しずつ「最近の若い人は・・・」と言ってしまう気持ちもわかる気がしてきました。

「最近の若い人は・・・」と言ってしまう心理

別に若い人に対してマウントを取りたいわけではなく、本当に若い人のためになればと思って、良かれと思って言っているはずです。

自分より年下の会計士や試験に合格したばかりの学生と話す機会があると、何か先輩として、ためになることを言わないといけないという気持ちになります。

「何かアドバイスをしなければ」と思うと、だんだん説教臭くなってきます。

お酒も入っていたりすると、話が弾んでくると、

  • 最近の若い人は・・・
  • 俺の若かったときは・・・

といった言葉も出てきそうになります。

また、聞き手の人たちも、先輩が話し出すと、少なくとも表面上は熱心に話を聞いてくれます。

熱心に聞いてくれる態度を取ってくれると、話す側も調子に乗ってさらに饒舌になってきて、いらんことを言ってしまうのではないかと思います。

「最近の若い人は・・・」を聞かないために、言わないために

若い人に気を遣われても気づかないようなイタいおじさんにならないために、以下のような態度ではいるべきでしょう。

年齢で人を見ない

年齢などただの数字でしかなく、若くても尊敬できる人はたくさんいるし、年長でも変な人はたくさんいます。

自分より若いからといって変にアドバイスをしようと意気込まず、かといって相談をされたら真摯に向き合う姿勢を取るべきです。

そういう場所から離れる

自分が好まないのであれば、「若い人は・・・」などというような人が集まる場所には近寄らない方がいいでしょう。

独立していると、いろんな交流会に参加しなければと思ってしまいがちですが、そんなおじさんが集まる場所に行っても気が滅入りますし、仮にそこから仕事につながったとしても、消耗することが多いのではないかと思います。

潔く、「偉いおじさん」からは距離を取ることは必要です。

発信を通じてメッセージを伝える

自分がこれまでに得てきた知識やスキルは、何も飲み会や交流会のような場所じゃなくても伝える機会はたくさんあります。

飲み会や交流会のような場所で変にアドバイスをしようとせず、広くネットを通じて発信することでも、アドバイスはできます。

私は飲み会や交流会よりも、ネットを通じて自分の考えや経験を伝えることを選んでいます。

知識や経験を後輩に伝えていくことは必要です。それを「最近の若い人は・・・」などと説教臭くアドバイスせず、ネットを通じて淡々と発信していくということも良い選択肢ではないでしょうか。

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