なんで税理士になったのか、ということをよく聞かれます。自分の性に合っていたということでしょう。
交流会などでよく聞かれる質問「なんで税理士になったんですか?」
交流会や食事会などで歓談する機会があるとき、よく質問いただく内容として、「どうして税理士になろうと思ったのですか?」と聞かれることがあります。
税金は複雑ですし、数字ばっかりですし、試験は相当勉強しないと受からないし、なぜそういう資格をわざわざ取ろうとしたのか、という趣旨かもしれません。
私の場合は、高校生のときに簿記の勉強を始めたのがきっかけでした。
それまでは、勉強というのは学校や塾で先生にやらされるもの、という認識でしたが、簿記は初めて自分から「勉強してみよう」と思って始めたものです。
高校生のときに簿記の3級・2級に合格したことで、「これを仕事にしよう」と思い、税理士(というか公認会計士)を目指したのがきっかけです。
数学が得意なわけではない
税理士や会計士という資格はお金の計算や数字を扱う仕事なので、数学が得意だったのか、ということはよく聞かれます。
実際は税理士に高度な数学は不要で、中学レベルの方程式ができれば充分です。
私も、数学は苦手です。高校のときは早いうちから文系に進んだので、ほとんど数学をやってません。
そんな私でも、税理士や会計士にはなれます。
どちらかというと、長い文章を読んだり書いたりする国語力の方が必要になります。
天職ではあると思う
高校生のときに簿記に出会ってから20年近く経ち、今もそれが仕事になっているのですが、我ながら良い仕事を選んだなと思っています。
人によっては、大学を卒業しても、30歳を過ぎても「やりたいことがわからない」というキャリアの悩みを持つ人が多いようです。
独立前に中途採用の面接をしていたとき、履歴書を見ていると、その人のキャリアの試行錯誤を垣間見ることができました。
- 資格を取るために仕事を一旦辞めて専門学校に行っている人
- 転職で全くの異業種の仕事を転々としている人
- 資格欄に「ITパスポート」、「TOEIC600点」、「ビジネス法務ナンチャラ検定」などの色んな種類の資格を取りまくっている人
大人になっても、多くの人がいろんな職種にチャレンジするようです。
その点、私はずっと経理・会計の分野で一直線なので、「やりたいことがわからない」という悩みを持ったこともありませんし、あまり理解もできません。
そういう意味では、私にとっては税理士という仕事は天職といえます。
もちろん人並みに悩んだり、いろいろありましたが、結果として税理士という仕事を選んだことに後悔はありません。
▪️編集後記
昨日は打ち合わせの予定などはなく、事務作業などを粛々と。
▪️娘日記(0歳)
朝はだいたい5時ぐらいに起きてます。
家族が寝ている間にメルマガなどやろうと思うのですが、娘もなかなかの早起きさんです。