子どもに誇れる仕事か?

独立はリスクもありますが、自由でもあります。どんな仕事でもできます。しかし、法に違反してはいけないことはもちろん、道徳に反する仕事はできません。子どもに胸を張って言える仕事である必要はあります。

目次

税理士だけが仕事ではない

私は税理士として独立していますが、純然たる税理士の仕事だけしているわけでもありません。
セミナーや個別相談、このブログもメニューの一つです。

独立しているからこそ、自由にいろいろできます。
税理士という枠にハマらなくても、やりたいと思ったことはメニューになりえます。

ただ、もちろん法に反することはしません。脱税の指導とか、税理士としての名前を貸すということはしません。
明確にブラックなものじゃなくても、目の前のお金に目が眩んで、軸がブレる仕事はあります。

ずっと常に清廉潔白とはなかなかいかないものですが、「子どもに胸を張れる仕事か?」というのは、一つの軸になりえます。

その仕事は子どもに胸を張って言えるか?

私は税理士事務所をやっていますが、事務所はありません(自宅事務所です)し、人も雇っていません。
税務顧問も積極的に受けているわけではなく、お客様によっては単発でのご依頼やセミナーをおすすめすることはあります。

スタッフも事務所もいないので心配されることもありますが、それが自分の目指している方向性なので、心配には及びません。
(お客様にとっても規模が小さいことで不安に思われる方もいるかもしれませんが、そこは仕方ありません)

卑屈になっているわけではありません。
規模は大きくないものの、一人ひとりのお客様としっかり向き合いたいという理念を持ってこの方向性を取っています。

将来子どもに、「何でパパは家でずっとパソコンをいじってるだけなの?」みたいなことを聞かれるかもしれませんが、「パパはこれが仕事なんだよ」と胸を張って言うことはできます。

逆に、周りからは「成功」と思われるような仕事をしていても、エリートにはエリートなりの地獄があるものです。
子どもに後ろめたい仕事はしていなくても、「家でまで仕事の話しはしたくない」という人は多いでしょう。

気持ちはわかりますが、家でも話せるような仕事をしたいものです(守秘義務は当然守ることは前提として)。

「今僕の目の前の人の 笑い顔を作ってゆく」

仕事は当然お客様のためにやるものです。お客様じゃなくても、上司だったり社内の誰かだったり、誰かの他者のために行います。
そのお客様の先には、また別のお客様がいます。自分がやってきた仕事は、「お客様のお客様」、その先の社会に広がっていくものです。

ミスチルの「彩り」の歌詞のように、「回り回り回り回って」、今の目の前の人の笑顔につながっていくかもしれません。

「彩り」の歌詞を引用

昨日私の目の前にも新しい命(娘)が生まれてきてくれたわけですが、自分のしている仕事が、この子の笑顔につながるように、自分の子どもにも誇れる仕事をしていきましょう。



▪️編集後記
昨日はオフ。産婦人科へ行った後、ミ・ナーラで昼食。その後、蔦屋書店内のスタバでブログ。
再び産婦人科へ行き、西大寺の百貨店で夕食。
娘誕生。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次