早起きして早朝から仕事・運動・瞑想などをするような「モーニングルーティン」はカッコいいですけど、無理に真似ようとしないほうがいいかと。結局自分の体質とか仕事の状況にもよるからです。
正しいモーニングルーティンなんて存在しない
YouTubeなどで、経営者とかアスリートのモーニングルーティンが紹介されているものがあります。
書店に行っても、「朝の習慣が人生を変える」というような本がありますし、そういう本を読んだこともあります。
確かに、朝だと頭もスッキリしていますし、打ち合わせもないので静かな時間を過ごせます。
夏だと気温も低いので、運動するにも良い時間帯です。
でも、みんながみんな早起きできるわけではないですし、あまり気を張りすぎて無理に早起きする必要はないでしょう。
20代で健康で、独身で残業もない仕事をしていれば、早起きをして運動・日記・瞑想できる時間も体力もあるかもしれません。
実際、YouTubeではそういう「カタチの良い人たち」のモーニングルーティンがよく出てきます。
そういう人のマネをしようしても、簡単ではありません。
年齢を重ねると疲れやすくなるし、幼い子どもがいれば夜泣きもあるし、人によっては仕事が夜遅くなることもあるでしょう。
誰にとっても「正しい習慣」はなくて、結局は自分で自分に合うものを探しに行くしかありません。YouTubeとか本には自分に合うものは存在しません。
「正解」を探してはいけない
独立前、朝は9時ぐらいまで寝ていて、始業時間ギリギリに会社に行くということがよくありました。
リモートワークができるようになってからは、もっとギリギリまで寝て、寝グセもついたまま仕事を始めていたこともありました。
そこから「習慣を変えてみよう」と思い、朝の5時に起きて、早朝から仕事をしてみようと考えたことがありました。
その時間だとチャットも飛び交うことはないし、打ち合わせもないので、自分の仕事が進むと思ったからです。
1ヶ月ぐらい続けましたが、結局もとに戻りました。
朝早く仕事を始めても、終わるのは21時とか22時だったので、ただ単に睡眠時間が短くなっただけでした。
「早起きすれば解決する」、「早起きが人生を好転させるための正解」なんて考えていましたが、早起きだけで何もかも上手くいくものでもありません。
寝る時間も早くするための調整とか、そもそも仕事量を何とかしないといけなかったのに、早起きだけだと解決しません。
どこかに正解があるはずと思って、書店にある早起きの本とかを読んで実践をしていましたが、結局は自分が置かれている状況とかで何がベストなのかは変わります。
今の環境でできることをする
結局、今の自分の環境で、どういう生活習慣が合っているのかを試行錯誤していくしかありません。
しかも、日々それは変わっていきます。
仕事の内容が変われば生活習慣も変わります。結婚や出産などでも変わるでしょう。
朝早く起きて、頭がスッキリした状態でクリエイティブなことができればそれが理想です。
でもそれができないからといって、あまり悲観する必要もありません。
無理に早起きしようとして睡眠時間が短くなったら本末転倒です。
それだったら、夜に散歩とか瞑想でもいいでしょう。
他人の意見とか本を参考にするのは良いことですが、影響されすぎないようにしましょう。
自分に合っているものは、どこかに答えがあるわけではなく、自分しかわかりません。
▪️編集後記
昨日は税理士業で資料作成。
途中で娘とモスバーガーで食事など。
▪️娘日記(0歳)
リビングの机に置いてあるリモコンとかティッシュに興味津々です。
テレビのリモコンを、親の操作を真似するように手に持って遊んでいます。