仕事は楽ではありませんし、誰しも「仕事行きたくないなー」と思ったことはあるでしょう。長時間労働や給料が低いことも良いものではありませんが、一番の「地獄」は、合わない人がいて、その人から逃げる術がないと感じたときではないかと思います。
長時間労働は、「地獄」か
長時間労働も大変です。
毎日終電近くまで仕事して、家には寝るだけ。眠い目をこすって翌朝会社に行って、週末に寝溜めしてリセットする、という生活を何年も続けてると、心身のどこかにガタが来るでしょう。
でも、私の場合は、長時間労働だけを理由に「仕事辞めたい」と思ったことはありません。
特に独立前の20代のときは体力もありますし、仕事自体にもやりがいはあり、しっかり働けば給料ももらえたので、長時間働くことが苦になったことはありません。
30代になり、さすがに20代のときのような働き方はできませんが、それでもときどき仕事が夜遅くになることは、苦しいと感じることはありません。
長時間仕事をするのがツラいのではなく、長時間合わない人と同じ空間(時間)を過ごさないといけないことが、仕事における地獄ではないかと思います。
合わない人がいると、定時で帰れても給料が高くても福利厚生が充実していても、オフィスがキレイでも、そこは地獄です。
独立していても同じで、合わない人と仕事することになると、どんなに売上になろうが、スケジュールに余裕があろうが、地獄です。
合わない人といると、精神面だけでなく体力も消耗する
人間関係は精神面だけでなく、体力も消耗します。
自分が合わないと思う人に話しかけられると、それだけで心拍数が上がります。
合わない人というのは、コミュニケーションもうまくとれないものです。同じ日本語を話していても、全然話がズレてて一向に話がまとまりません。
「どう話せばわかってもらえるのか?」を考えていると、それだけで時間を浪費します。頭も使うので、疲労も溜まります。
これは自分だけでなく、相手も同じでしょう。相手にとっても、私の言ってることが「ズレてる」と思っているかも知れません。そうすれば、相手も時間と頭を消耗します。
肉体労働ではなくても、頭を使っていると体力は消耗していきます。
合わない人といるということは、メンタルだけでなく、フィジカル面にも悪い影響が出ます。
「逃げ場がない」と感じると、あっという間に人は病む
サラリーマンだったら、合わない人がいるからとって簡単に距離を取るわけにもいきません。
大企業であれば異動という選択肢もあるでしょうが、それも希望通りいくとは限りません。
独立したら自由になれる、というイメージもありますが、簡単ではありません。
距離を取ろうとしたら必然的に売上は下がるわけで、売上を減らすのは勇気がいることです。
こうやって逃げ場がないと感じる状態になると、普通に人間は簡単に病みます。
「逃げるは恥だが役に立つ」とは言いますが、逃げるのも勇気がいりますし、そんな勇気がある人は逃げずに済む人でしょう。
地獄から抜け出す方法があるかといえば、私には特に思いつきません。
「そんな会社辞めればいい」とか「独立すればいい」と言うのは簡単ですが、それぞれの事情もあります。
(個別相談で背中を押すことはできます。)
ただ確実に言えるのは、自分には合わないと思う人は、未来永劫合うことはない、ということです。
話し合おうが忘年会でお酒を酌み交わそうが、合わない人は合いません。
合わせようという努力はやめましょう。無駄ですから。
それよりも、いかにこの合わない人と関わらないようにするかということを考えるようにしましょう。
合わない人が上司であれば異動を願い出る、部下なのであれば別の人の下につける、お客様なのであれば解約する、というように、「合わせるための努力」ではなく、「合わない人と距離を取る方法」に心血を注ぐようにしましょう。
あと、体を動かして発散するようにしましょう。
(今は私は別に病んでませんので、ご心配なく。)
▪️編集後記
昨日は良習慣塾のセミナー受講。1年の振り返りをして、改めて目標を見直すことができました。
結婚記念日だったので、クリスマスはまだ早いですが、チキンとケーキを楽しみました。
▪️娘日記
先日買ったメリーはお気に召した模様。機嫌が良いときは、回っている人形を追いかけています。