スポーツウォッチのGarminでは、アプリから練習メニューを作成することができます。Web版の「Garmin Connect」を使うと、トライアスロンのトレーニングメニューを作成することもできます。
「Garmin Connect」を使えば、自動で練習メニューをアプリが提案してくれる
ランニングなどの運動時には「Garmin Forruner 255」を2年ぐらい使っています。
(2世代前のモデルです。最新の「Forerunner 570」が6月5日に発売されます)
ランニングだけでなく、バイク、スイムの記録を取ることもできます。
また、アプリで練習メニューを作ることもできます。
Garminのアプリである「Garmin Coach」という機能を使うと、目標としている大会と目標タイム、週に何日走るかを設定することで、自動で練習メニューを組んでくれます。
「今日は20キロのロング走」「今日はスプリント走」といった具合に、その日にやる練習メニューや距離をアプリ上で確認することができます。

自分で練習メニューを考えなくていいので便利ですが、注意点としては、練習メニューが比較的ハードだということです。
スプリント走だと10秒間全速力で走る必要があったり、テンポ走だと15分間、1キロ4分くらいのペースで走る必要があります。
私の普段のペース(5分30秒くらい)だと、かなり厳しいペースになります。
あまりきついと継続できず、本末転倒になってしまいます。難しいところですが、負荷をかけることも大事ですし、無理をしすぎて続かなくなることも問題です。
少しキツイと感じる場合は、目標タイムを少し長めに設定しておくと良いでしょう。
スマホアプリだと、トライアスロンの練習メニューは提案してくれない
少しややこしいのが、この「Garmin Coach」はスマホアプリを使う場合、トライアスロンのトレーニングメニューを自動で作れないという点です。
スマホのアプリ上で「Garmin Coach」を使おうとすると、↓のように「ラン」か「バイク」のトレーニングメニューしか作れません。

スマホではなく、パソコンのWeb版を使えば、トライアスロンのメニューを作成することができます。
パソコンでGarmin Connectにログインし、「トレーニングと計画」 →「Garminコーチプラン」に進みます。

「プランの検索」から「すべてのプランの参照」をクリックします。

種目の絞り込みで、「トライアスロン」を選択すると、練習メニューを選択することができます。


ただし、目標タイムや目標ペースに応じた、個別にカスタマイズされたメニューは作れません。あらかじめ作成されている12週間の練習メニューのみが用意されています。そのため、初心者にとっては、かなりきつめの内容かもしれません。
(私はスイムがちょいきつめです)
もちろん、ウォッチ上でも確認することができます。
自分以外の人に練習を考えてもらう
以前は、Excelを使って練習メニューを自分で作っていました。
とはいえ、そんなにバリエーション豊富なトレーニングをやっていたわけではなく、5キロのジョグ、ビルドアップ走、20〜30キロのロング走といった3つぐらいのメニューを、その日ごとに入れ替えて練習していました。
それでもほぼ毎日続けていれば、マラソンの完走は十分可能です。
ただ、飽きることも事実です。ランニングであれば、3種類くらいの練習メニューでも十分かもしれませんが、私の場合、スイムとバイクはまったくの初心者なので、どう練習すればよいのか、いろいろ試行錯誤しているところです。
そういう場合、この「Garmin Coach」が自動で練習メニューを作ってくれるのは便利な機能です。
スイムでは「最初の50メートルはバタ足はせず、上半身を使う」「次の50メートルは腕は動かさず、バタ足だけ」「次に250メートルはクロールで」といった具体的な指示をしてくれます。
初心者のうちは、自分で考えるよりも、こういった外部からの提案を忠実にこなすことが大切かもしれません。
(ただ、ランニングに関しては少し物足りないと感じるので、自分で少し多めに練習したりもしています。)
もちろん、自分の感覚を大切にすることも重要です。アスリートではないので、記録を狙う必要はありません。自分がどれだけできるか、という挑戦の意味もあります。
最初はどんな練習をすればいいかわからないことも多いので、こうしたGarminの機能を使うのはおすすめです。アプリでは使えなくても、ウェブでは使える機能もあるため、ウェブ版も試してみるとよいでしょう。
▪️編集後記
昨日はKindle執筆、コラム更新、スイム練習1,000メートル。
▪️娘日記(0歳)
まだあまり人見知りはないようで、子育て支援センターなどに行くと、センターのスタッフの人にすり寄ったりするようです。人懐っこいですね。