ブラウザでのネット検索やパワポ資料の作成などではマウスを使いますが、Excelで作業するときは、利用頻度の高い操作はショートカットを多く使います。
マウスも使ってはいるけれど
以前の記事で、パソコンを操作するときはマウスとキーボードのショートカットを併用していることを書きました。ネットで調べ物をしたり、パワポでスライド資料を作るときはマウスをよく使うのですが、ことExcelについては、マウスはあまり使いません。
Excelで行う作業は、データのコピペや関数を使った集計などですが、これらの作業は個人的には、マウスを使って行うのは非効率に感じます。
わたしが若手だったときは、仕事の多くがデータの集計作業で、仕事場所もお客さんの訪問先だったりしてマウスを置けるスペースがないところで作業しないといけないこともありましたので、マウスを使わなくてもExcelを早く動かす術を学ばざるを得なかったというのもあるかもしれません。
そういった事情もあり、ExcelやGoogleスプレッドシートについては、ショートカットを利用することが多いです。
よく使用しているショートカット
Excelの作業をしていて、特に利用することが多いショートカットは、以下のようなものです。
Ctrl + C コピー
Ctrl + V 貼り付け
Ctrl + X 切り取り
Ctrl + Alt + Vの後にV 値のみ貼り付け
Ctrl + Alt + Vの後にF 数式のみ貼り付け
Ctrl + S 上書きして保存
Ctrl + W ファイルを閉じる
Ctrl + O ファイルを開く
Ctrl + N ファイルの新規作成
Crtl + 方向キー 上下左右の端に瞬時に異動
Ctrl + D 一つ上のセルをコピー
Ctrl + R 一つ左のセルをコピー
Ctrl + PageUp 左のシートに移動(PCの機種によってはCtrl + Fn +↑)
Ctrl + PageDown 右のシートに移動(PCの機種によってはCtrl + Fn +↓)
Shift + Space 行全体を選択
Alt + Tab 他のアプリ(ブラウザ等)にウインドウを切り替え
上記はExcelにもとから搭載されているショートカットですが、それとは別に、クイックアクセスツールバーに、以下の3つを設定しています。
上記に設定している操作は、Altの後に左から1,2,3のキーを押して操作することができます。
上記の画像だと、
Alt + 1 行全体を挿入
Alt + 2 行全体を削除
Alt + 3 SUM関数の追加
の操作が可能になります。
反復操作が多いExcelは、ショートカットが使いやすい
冒頭でも書きましたが、ネットでの調べものやパワポ資料の作成はマウスの方が使いやすいこともあります。
しかし、Excelについては、コピペ操作や行の追加など、同じ作業を何回も行うことが多いです。
そういう作業については、マウスをいちいち動かすよりも、ショートカットで操作した方が効率的です。
ショートカットを覚えるのが面倒というのはありますが、利用頻度の高い操作は何回か使うと比較的すぐに覚えられるので、Excelでの作業についてはショートカットを利用することをおすすめします。