コロナ禍の3年間で何が変わったか?何が変わらなかったか?

もう「コロナ」って死語なんでしょうか?最近めっきり話題にならなくなりました。でも、あの3年間を振り返らないわけにはいきません。みんな意外に振り返っていないのではないでしょうか。

目次

コロナ禍で変わったこと

場所の制約が減った

個人的には一番影響のあったことです。
コロナでリモートワークが普及し、会議はほとんどがWeb会議になりました。コワーキングスペースも増えてます。
今は奈良に住んでいますが、東京の仕事もリモートでできています。コロナでリモートワークが普及していなかったら、こういう働き方はできなかったでしょう。今でも東京に居続けていたかもしれません。

仕事はオフィス、会議は会議室、セミナー受講は貸しスペース、というような場所の制約がなくなり、自宅やカフェといった場所も選択肢になったことは大きな変化です。

いろんな「答え」があることを思い知った

ワクチンを打つか打たないかは人によっていろんな意見があることを思い知りました。

私は全部で4回打ちましたけど、1回も打ってないという人もけっこう多かったです。生命に関わることですし、みんないろんな考えがあって、その人なりの「答え」をみんな持っています。その一端がコロナで明るみになった気がします。

ワクチン推進派も反対派も、それぞれ「科学的根拠」とか「エビデンス」があってそういう主張をしているのでしょう。素人からすると、もはや「科学的根拠」に本当に「根拠」があるのかもわからず、ただ自分の信じたい方を信じるしかないような気がします。

場所の制約が減ったこともそうですけど、コロナによって選択肢が増えて、今まで以上に「自分はどうしたいのか」、「自分は何を選択するのか」を考えざるを得なくなったのがコロナの影響ではないかと思います。

コロナ禍で変わらなかったこと

やっぱり東京に人は集まる

家賃の高い東京からは人が減り、東京一極集中が是正されるのではないかと言われていたこともありました。
でも実際は、東京の転入超過は増加しているようです。やっぱりみんな東京に来ます。

東京は魅力的な街です。
仕事があるからとか、いろんなお店があるからとかいう利便性だけでなく、程よく刺激もあり、程よく落ち着きもあって居心地の良さがあります。
便利なだけじゃない魅力に惹かれて、コロナで出勤が不要になった人でも東京に居続けるか、いったん離れても戻ってくるんだと思います。

振り返りをしないと、誰かに振り回される人生になる

約3年間もマスクをしてワクチンを打ったりしてきたにも関わらず、今となってはマスクをしてる人なんてほとんどいないし、夜の飲食店に行けばみんな大声でしゃべったりしてます。
日常が戻ったということで良いことではありますが、「のど元すぎれば」という感じな気もします。

コロナで変わったことは何か、変わらなかったことは何か、それは自分の生き方にどう影響して、今後にどう活かしていくのかは、少しは自分の中では考えたほうがいいかと思います。
普通に過ごしてたら、そんなことを考える余裕なんてなかなかできません。コロナは収束してきましたが、去年からモノの値段はどんどん上がっていくし、かといって収入が増えるかどうかはわからないわけで、目の前の仕事や生活のことで目一杯です。
過去の振り返りなんて、やってる余裕はないかもしれません。

でも、やらないといけないです。そうじゃないと、これからもずっと誰かの都合や外部環境に振り回され続けることになります。
振り回されるのは仕方ないとしても、それに文句を言って不機嫌でいる人生はつまらないです。

毎日周りで起こっていることに反応して生きていくのではなく、何を感じたのか、今後どうすべきなのか、少しの時間でも向き合う時間を作ることが重要であるということを、このコロナの3年間で感じています。



▪️編集後記
昨日は打ち合わせは無し。自宅で黙々と事務作業。
「家族亭」でランチ。有名な和食チェーンですが、意外に初めてかも。

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