ブログは別に何を書いても自由なんですけど、誰が書いてるかによって、記事の価値も変わるものです。私のブログでは、何か「答え」になることを書くようにしています。それが、私のブログの価値だと思うからです。
「デスクが散らかってること」をどう発信するか
例えば、「デスクの片付けが苦手であること」をブログのネタにするとします。
↓のような感じの記事を書いたとします。
私は、デスクの片付けが苦手です。ふと思い立ったときにまとめてデスクの上のものを片付けるんですけど、すぐに散らかってしまうんです。
子どものときからずっとそうで、もうクセというか性格の問題かも知れませんね。
でも、お客様からお預かりした資料を紛失したら大問題なので、そういったことはないように気をつけています。
少しでもキレイにできるように、デスクの片付けができるように頑張ります!
これは「私が片付けが苦手で、机の上がすぐに散らかったしまう」ということしか書いていません。特にそれを解決するノウハウが書かれているわけではありません。
ただの日記みたいなものですね。
このような記事でも、例えばアイドルが書いたら、ファンはもしかしたら喜ぶかもしれません。
あんなカワイイ娘が、「実は片付けが苦手」なんてギャップがあってそれも魅力!みたいな。
でも、これを書いているのは「不惑」の40歳が近づいている薄毛で細い中年男性です。
中年男性がデスクの片付けができないことを報告されても「知らんがな」としか思えません。
アイドルでも芸能人でもない一般人が書くブログなら、「片付けが苦手な人でもできるデスク整理術」のような情報を発信しなければ誰も読む気になりません。
私はデスクの整理が苦手で、子どものときからすぐにデスクの上を散らかしてしまいます。
なので、そうならないように、紙の資料はできるだけ持たず、データにしてパソコンに保存するようにしています。
また、積読になってしまっている紙の本は、段ボール箱を用意しておき、そこにまとめて入れるようにしています。ある程度段ボールがいっぱいになったら買い取りサービスを申し込んで、まとめて売るようにして、本を溜めないようにしています。
紙でもらった領収書は、受け取ったら翌日に経理で記録を残し、記録が終わったら100均で買ったフォルダに入れてしまいます。
まとめて片付けようとするのではなく、毎日少しずつ処理していくのが、デスクを散らかさないポイントです。
どうせ書くなら、↑のような記事にする必要があります。記事の質はともかく、デスクを散らかさないためにどういう工夫をしているのか、どうやって解決したのかという「答え」を出さなければなりません。
よほどの有名人でない限り、そして、純粋な趣味でやっているのでない限り、「答え」のない発信には意味がありません。
「自分なりの答え」を出すことに意味がある
なぜブログを毎日書き続けているかというと、ブログを通して自分のことを知ってもらい、ひいては仕事の依頼につなげたい、というのは本音としてはあります。
でも、一義的にはブログの目的は「情報提供」です。何か悩みを持っている人が私のブログにたどり着き、そのブログに書いてあることで悩みが解消できたなら、それでOKなのです。
もっと踏み込んだ、個別具体的なアドバイスが欲しい場合は、個別に相談できる有料メニューもあります。
ですが、無料であるブログで解決できたのなら、それはそれで私としてもお役に立てたので満足です。
役に立つブログを書くためには、ググればすぐに出てくるような情報やChatGPTが秒で答える情報を書いても意味はありません。
自分なりに悩み、工夫し、試行錯誤した結果得られた「自分なりの答え」を発信しないと、他の大企業が書くネット記事に負けてしまいます。
「答えの出ていないこと」もちょっとだけ入れる
一方で、ちょっとは「答えのない悩んでいる今の自分」を出してみるのも「人柄」を見せるという点ではありでしょう。
ブログの本文の後に「編集後記」を入れていますが、ここにはそういった「答えが出ていないこと」などを書くようにしています。
メインはあくまで情報提供ですが、ちょっと自分の「匂い」も入れてみる。
それぐらいのバランスが、一般人のブログ記事としては重要でしょう。
情報の正確性はもちろん大事ですが、正確性だけを考えると面白みがありません。
合ってるか間違ってるかだけでなく、「自分の答えをちゃんと出しているか」も、発信では意識が必要なことです。
▪️編集後記
昨日はオフ。産婦人科で検診に付き添い。日曜日ということもあって待ち時間も長く、途中で「蔦屋書店」で待機しつつブログ。その後西大寺の百貨店で買い物。帰宅して自宅で読書など。