メインで使っているパソコンはMacですが、本格的に使い始めたのは今年に入ってからです。使い始めたら、もうWindowsにはなかなか戻れなくなりました。
「Macは自分の仕事には使えない」と思っていた
10年以上、会計・経理の業界にいて、仕事でMacを使っている人はほとんど見たことがありません。
私もご多分にもれず、ずっとWindowsユーザーでした。ExcelとかPowerPointなどのOffice系のソフトを使おうとすると、昔はWindowsを使うしかありませんでした。
学生時代に少しMac(カラフルなスケルトンになってるiMac)を少しだけ触ったことがありますが、Windowsで編集したWordをMacで使おうとすると文字化けしたりレイアウトがズレたりして、使いづらいと感じたものでした。
昔はExcelで作った資料を印刷することも多かったので、レイアウトがズレるとかなり困るのです。
そんなこともあり、「仕事で使うならWindows一択」という感じでおりました。
でも、今はMacをメインで使っています。
Mac版のExcelもかなり使いやすくなっていますし、Excelではなくブラウザで操作するGoogleスプレッドシートも使う場面が増えてきました。
「紙で印刷」という作業も今はほとんどないので、レイアウトを過度に気にする必要もありません。
今でもWindowsは使っていますが、Macでは出来ない作業(電子証明をインストールする作業)やMacには対応していないソフト(税務ソフトなど)を使うときだけ、Windowsを使っています。
それ以外のことは、ほぼ全てMacです。
Macを手放せなくなった理由
静か・熱くならない
私の中では、「静か・熱くならない」ことが一番Macを使い続ける理由です。意外に侮れないポイントだと思ってます。
他のパソコンだと、少し作業が重くなってくると、ファンがうなりを上げだします。それとともに、ボディが熱くなってきます。
Zoomを使いながらExcelを操作してブラウザを開いて、という感じの使い方をするとより顕著になります。
(一応CPUはRyzen7、メモリは16GB、SSD512MBなのでそこまで低スペックでもないと思います。)
一方、Macは同じようにZoomを開き、ブラウザを開き、ExcelとかWordを開いてもすごく静かです。ボディも熱くなりません。これがM1チップの力かと思い知らされます。
M1 Macを使うようになってから、もう一つのWindowsを使うと、より音の大きさとか熱が気になってしまい、結果としてずっとMacを使うようになっています。
画面がキレイ
画面のキレイさもやっぱり侮れません。
これもWindowsをずっと使っていたときには何とも思ってなかったのですが、Macを使うようになってから、Windowsの画面の粗さのようなものが目につくようになりました。
ディスプレイはずっと目に入るものですし、画面がキレイというのは大きなメリットです。
安い
パソコンの性能を決めるものは、CPU・メモリ・SSD(ストレージ)の3つしかなく、この3要素にこだわるだけであれば、そんなに高い買い物にはなりません。大手のメーカーだと、Core i5(Ryzen7)、メモリ16GB、SSD512MBでも、10万円を切るものはあります。
それ以外の要素(画面が4Kとか、めっちゃ軽くて薄いとか、端子が豊富とか)はオマケです。でも、そのオマケが高くついて、結局30万円近くになったりします。
その点、Macはそういったオマケ要素も豊富にあっても15万円ぐらいで新品も買えます。
もっと安いパソコンはたくさんありますが、動画編集ソフトなども最初から入っていて、機能の豊富さを考えれば、かなり安いと思います。
「Windowsでしかできない仕事」だけをしていくかどうか
とはいえ、完全にMacに1本化することもできず、Windowsも併用しています。
仕事の関係上、Windowsでしかできないこともあります。多くの税務ソフトがそうで、パソコンにインストールが必要なものがほとんどで、Windowsしか対応していないことが多いです(freee申告や全力法人税のように、ブラウザで使えるものもありますが)。
ネットバンクでも電子証明を入れている場合、Macだと電子証明が入れられず、ログインや振込などの作業ができないことがあります。
Windowsでしかできない仕事があるんだから、Windows一本でいいじゃないか、という考えもあります。その方が合理的な考えかもしれません。
でも、Windowsでしかできないような仕事だけしていていいのか、とも思います。
仕事の9割ぐらいはパソコンを使うので、せっかくなんだから使ってて快適なパソコンを使いたいものです。それを「今の仕事だとMacが使えない」なんて理由で、うるさくて無駄に高いパソコンを使うぐらいなら、「パソコンを問わずできる仕事」を考えてもいいと思います。
仕事に縛られず、使いたい道具をフルに活かせるような仕事を取りに行くことを考えるべきでしょう。
▪️編集後記
昨日は税理士業の打ち合わせ。その後、収録した動画を編集しようとiMovieを使い始めるも、動画がうまく撮れておらず、お蔵入りに。もう一度収録しなおすか。。。まあこうやって失敗して成長していくのでしょう。