独立してから、一人で過ごす時間が増えてきました。誰も見ていないからといって、怠けそうになったら、「天は見ている」と考えるようにしています。
「どうせバレないよな」と思っても、やらないほうがいいこと
「どうせバレないし」と思ってしまう場面って、けっこうあるのではないかと思います。
一概に悪いことともいい切れません。仕事・プライベート、すべてのことに全力投球することなんて現実的ではないですし、ものによっては「どうせバレないから適当でいい」という場面はあります。
例えば経理にしても、程度によりますが、フリーランスとか小規模法人であれば、ギチギチにやろうする必要はありません。多少の間違いがあっても問題ありません。
でも、「どうせバレないから」といって、やらないほうがいいこともあります。横領とか脱税みたいな違法行為はもちろんダメですが、それ以外でも。
例えばブログだと、AIを使えば数秒で2,000字ぐらい書いてくれます。メチャクチャ楽ですし、多分AIが書いた記事をそのまま公開しても、バレないような気がします。
でも、それが意味があるのか、という話です。
パクリの誘惑もあります。
他の人のブログを見ると、「良いこと書くなー」とか「そういう視点があるのか」と思い知らされます。
「ちょっとぐらいパクってもバレないよな」と思ってパクったとしても、多分バレない可能性の方が高いでしょう。
でも、パクって書いたブログに意味があるのか、と思います。
人にはバレないかもしれませんが、古くからの格言「お天道様は見ている」という気持ちは改めて重要だと思います。
独立したら、誰も見てくれない
独立して、人も雇わず、というスタイルだと、普段からずっといっしょに関わる人は減ってきます。
オフィスに出勤して、上司や部下や同僚といっしょに仕事をする、というスタイルはありません。
これは自由でいいことでもありますけど、暴走しても歯止めが利かないリスクもはらんでいます。
パクったブログをアップしようとしても、誰か事前にチェックする人がいれば、公開前に止めることもできるかもしれません。
会社のお金でキャバクラに行こうとしても、経理が他にいれば、「これおかしくない?」と止めることができるかもしれません(実際は難しいでしょうが)。
「周りの目」があるというのは、暴走を止める効果もあります(ガバナンスといわれるものです)。
ひとりだと、その「周りの目」がありません。ゼロではないでしょうけど、組織でいるときよりは少なくなるはずです。
周りの「人」の目がない以上、自分で決めた約束、あるいは人ならざる「お天道様」あるいは「サムシング・グレート」を裏切らないようにするという気概を持つことが、独立には必要です。
笑うのは人、恐れるのは自分、天は笑いはしない
とはいえ、AIでブログを書いたほうが時短にはなります。
パクったほうが良い記事が書けるかもしれません。
毎日1〜2時間頭を捻って書いたブログをアップするのは、勇気がいります。自分をある程度さらけ出してることでもあるので。
笑われることもあるかもしれませんが、「天は笑いはしない」という気持ちで、もう少しAIには頼らずに自分でひねり出していくつもりです(今後もっとAIが進化したらどうなるかわかりませんが)。
▪️編集後記
昨日は生駒の百貨店で妻と買い物&ランチ。今さらながら「スイカゲーム」を家族と楽しんでいます。
記念日だったので、夕食は妻とフレンチで外食。