「睡眠の質を上げる」というのが最近は流行っているように思います。ですが、質も大事ですが、量が少なければ意味がないかと。
量を取らなければ、良い睡眠にはならない
マットレスや枕を高級なものにするとか、寝る前にスマホを見ないとか、睡眠の質を上げるためのテクニックは調べればたくさん出てきます。
そういったテクニックも大事ですが、どれだけ質を上げても、睡眠時間が短ければ意味がありません。
ショートスリーパーならいざ知らず、普通の人だったら6〜7時間は寝た方がいいでしょう。
良い睡眠は、質*量なので、質だけ上げても2時間しか寝ていなかったら良い睡眠とはいえません。
仕事で夜遅くなることが多かったり、夜ふかししてしまっていたら、どれだけ高級な寝具を使っていても意味はないでしょう。
早起きは必須ではない
著名な経営者や書店にある本には、早起きをして、早朝に散歩をしたり瞑想をしたりジャーナリングをしたり、モーニングルーティンを推奨しているものを多く目にします。
確かに早朝のほうが、頭が冴えて集中できるかもしれません。
しかし、それはしっかり睡眠をとれていることが前提で、前の日に深夜2時まで起きていて、朝の5時に起きていたら、眠くてモーニングルーティンなんてやってる場合ではないでしょう。瞑想なんてしていたらそのまま寝てしまいます。
早起きをしたほうがメールなども少なく、打ち合わせもなく、外に出ても人が少ないので、早朝に仕事をしたり運動するのは良い習慣です。
でも、早起きをすることよりも、睡眠時間をしっかり取ることの方が大事で、前の日の夜がどうしても遅くなった場合は、無理せずギリギリまで寝ていてもいいかと思います。
コスパよりも、絶対的な量
睡眠に限らず、何かとコスパや生産性が重要視されがちです。
少ない労力で最大限の成果、ということで、睡眠も、睡眠時間が短くなってもしっかり休めるという需要が高まっているのでしょう。
質を高める工夫も大事ですが、まずは絶対的な量がないと、良い成果にはつながりません。
マットレスや枕は上等なものにすれば数十万とかかります。
「投資」ということでそれだけのお金をかけるのもありかもしれませんが、それよりも、いつもより早く寝て7〜8時間しっかり寝たほうが、お金もかからないし効果も高いかと思います。
質を上げることよりも、量を増やす工夫を考えたほうがいいでしょう。
▪️編集後記
昨日は仕事はせず、家族と散歩など。
昼に眠気が強くて昼寝を1時間ほど。
▪️娘日記(1歳)
伝い歩きをするようになって、家のコタツ机を1周したりして遊んでいます。
歩けるようになるのも、もう少しかもしれません。
