どんな道を歩んでも、結局は同じ景色にたどり着く

就職、結婚、独立など、いろんな選択を迫られることがありますが、どんな選択をしても、自分で選んだものであれば結果はそんなに変わらないのではないかと思います。

目次

「後悔しない人生」は可能か?

後悔したくない。みんな考えることです。

「やった後悔よりもやらなかった後悔の方が大きい。だからチャレンジすべきだ。」とはよく言われますが、「やった後悔」すらしたくないから、何かをチャレンジするのは躊躇するものです。

しかし、就職、結婚、転職、あるいは日々の買い物でも、選択を迫られる場面は往々にしてあります。

できれば後悔しないような選択をしたいと思っても、後悔するときは後悔します。

私の場合、新卒で入った会社に就職したことをずっと後悔していました。税理士事務所でしたが、何をすればいいのかもわからず、毎日怒られ、終電がなくなって会社に誰もいなくなり、自腹で会社近くのホテルに泊まり、翌日早朝にまた出社したりしていました。

今思えば、怒られていたのも終電が終わっても仕事が終わらなかったことも、自分の実力や仕事への考え方が甘かったのが要因だったと思えますが、当時はそこまで考えが至らず、ただただ後悔していました。

なんでこんな会社に入ったのか
就職活動をもっと頑張って、大企業に就職すればよかった
やりがいなんかより、給料や福利厚生を重視して就職先を選べばよかった

しかし、仮に新卒で大企業に就職できたとして、本当に後悔はしなかったのか。誰でも知ってるような大企業に就職した人でも、転職する人は山ほどいます。

結局、新卒時にどんな会社に就職しようが、当時の自分だったら何かしら後悔していただろうなと今になると思います。

新卒でどういう会社に入るかは重要ではありますが、それだけで将来の自分のキャリアが決まるわけでもありません。

そう考えると、新卒でどんな会社に入っても、結局は今のようにひとりで仕事をする人生になっていたのではないかと思います。

私の場合、新卒時はどんな道を選んでも、「後悔しない」ことはできなかったかもしれません。ですが、結局は似たような人生になっていたかもしれないので、「後悔するかしないか」はどっちでもいいような気がしています。

自分で決めたことに失敗はない(と思うようにする)

「後悔しないかどうか」で何かを決めるよりも、まずどちらかを決めてしまって、自分で決めた以上、「後悔はしない・この選択を失敗にしない」と考える方が建設的かもしれません。

新卒で入った会社は辛かったですが、そのときに鍛えられたExcelやパワポのスキルは今でも活きていますし、仕事に対する考え方という点でも、ただの大学生から社会人に成長させてくれたと思うと、失敗ではなかったと思います。

その後も何回か転職していますが、素晴らしい仲間と出会えたり貴重なスキルや経験が磨けたりと、その後のキャリアに良い影響を与えていると実感しています。

考え方の問題ですが、自分で決めたことは失敗ではない、あるいは失敗とは思わないように精一杯頑張る(生きてみる)という考えが重要ではないかと思います。

どんな道を歩んでも、結局は同じ道にたどり着く

上沼恵美子のYouTubeが好きでよく見ているのですが、ある回の人生相談のコーナーの中で、こんな相談が寄せられていました。

親から無理やり好きでもない人と結婚させられ、その人の子供を産み、20年が経ったが、結婚したことを後悔しているが、どうすればいいか。

第6回上沼恵美子の人生相談〜お姉ちゃんも来てくれました〜【家まで勝手に掃除しに来る姑の操縦術】【相手が負担にならず喜んでくれる最強の贈り物は?】【自分の歩んできた人生を悔やむ50代女性の苦しみ】
https://www.youtube.com/watch?v=MXd-lOLgyjo

こういった相談に対して、上沼さんは、

好きな人と結婚しても、嫌いになります。息もできないぐらい好きな人と結婚しても、ダメになることもある。みんな悔やむ。22歳で結婚して芸能界引退して、「芽摘まれたわー」と思ってました。でも、今のこの人生もなかなかのもんです。

何が言いたいかというと、「一緒や」いうことです。死ぬような恋愛をして結婚した人でもすぐ離婚する人もいますやんか。それよりも、今の旦那さんと20年以上一緒に生活して、子供を立派に育てて、アナタは大したもんですよ。

人生はいろいろありますよ。「こっちの方がよかったんじゃないかな」とも思うかもしれません。でも思いません?自分が選んだ方が正解だったって。別に今の旦那さんと一緒に旅行してくださいとはいいません。自分の世界を作ったらいいんですよ。

いろいろあると思うけど、旦那さんはアナタの味方です。地球上にアナタの味方は何人いますか。ご両親は味方ですけどいつか先に天国に旅立ちます。子供も味方ですけどいずれ所帯を持つようになって離れていきます。最後に残るのは夫だけです。鳥肌たつほど嫌でも、味方は夫です。

第6回上沼恵美子の人生相談〜お姉ちゃんも来てくれました〜【家まで勝手に掃除しに来る姑の操縦術】【相手が負担にならず喜んでくれる最強の贈り物は?】【自分の歩んできた人生を悔やむ50代女性の苦しみ】
https://www.youtube.com/watch?v=MXd-lOLgyjo

おおよそこんな感じのことを話されていました。さすがです。

どんな道を選んでも結局は同じような結果になるのであれば、やりたいことをやってみて、それを失敗だと思わないぐらい精一杯打ち込んでいきたいものです。

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