2018年に独立し、その後休止期間はあったものの、6年経っています。独立してから良かったことも当然ありますが、「もっとこうしとけば良かった」と思うこともあります。
安易に仕事を増やしすぎた
独立すると、当然ですが安定した給料はなくなります。
頭ではわかっていても、実際に収入の見通しが立たないと不安になります。
その不安から逃れたく、とにかく仕事を詰め込もうとしていました。
紹介いただいた仕事は断らないですし、それ以外にもいろんなところに顔を出していました。
結果的に仕事はあるものの、独立前よりも忙しくなっていました。
(とはいってもそんなに繁盛したわけでもありません)
仕事を途切れさせるのが怖いので、多少安いと思うものでも断らずにやってきました。
独立した以上、安定を求めてはいけないものではあるものの、やはり安定を求めてしまう気持ちがあったのも事実です。
しかし、不安だからといって目の前の仕事を増やしすぎると、将来の仕事のために必要なインプットや鍛錬を積むことができません。
いつまでも仕事がゼロなのは避けたいところですが、一定期間は収入はゼロになることを覚悟して、将来につながる活動をもっとしていても良かったと思っています。
投資をケチった
本やセミナー、新しいツールやサービスがあっても、値段を気にして買わないということがよくありました。
どんなビジネスも、投資をしないとリターンは得られません。リターンがあってから投資をするということはできません。
とある宗教の勧誘で、
「出入り口」という言葉は、「出る」が先に来るでしょう?ご利益を得るには、まずは自分から(お金を)出さないと良い縁も運も入ってこないのよ
などと言われてお布施を迫られたことがありますが、ある意味では正しいかなとも思います(もちろんその宗教には入りませんでしたが)。
独立前だったら、「今月の給料が入ってから買おう」ということは多いですが、独立後は、先に投資をして、そこから将来に仕事につなげて、投資を回収する、というサイクルが基本です。
この投資→収益という認識が独立当初は甘かったと、今では思っています。
もっと早く独立すればよかった
最初に独立したのは2018年で、私が30歳になる歳でした。
このときの独立は、そんなに遅かったとは思っていません。20代前半で独立しても、さすがに経験が足りなかったと思うので、タイミングとしては悪くなかったと思っています。
ただ、その後、独立と並行しつつ、別の仕事をしたりしていた時期がありました。
この期間が、少々長すぎたかなと。
2018年に独立し、2024年に奈良に移住して再度個人で活動を再開していますが、この6年間でコロナをはじめ、いろんなことが目まぐるしく変化しました。
この6年間でやってきた経験が無駄だったとは思っていません。そのときにしか経験できないことや貴重な出会いがたくさんありましたし、スキルも高めることができました。
ただ、独立という点では、営業や発信をしてこなかったのは後悔するところでもあります。
とはいっても、後悔したところで時間を戻すことはできません。
後悔したことを教訓に、今日から粛々とやるべきこと・やりたいことをやるだけです。
▪️編集後記
昨日は病院に行ったあと、税理士業の月次の準備。
▪️娘日記
初めての予防接種。見てるこっちがツラくなります。自分の腕を差し出したいぐらいでした。
注射を打ったあとはいつもどおり元気にしているので、ひと安心です。