売上がないとビジネスは成り立ちません。しかし、売上さえ増えれば良いかというとそういうわけでもありません。
売上だけ増えても意味がない
ベンチャー企業のように出資をしてくれる人や会社があって、売上がしばらくなくてもお金がある会社だったら、売上がなくても事業は続けられます。
でも、普通の会社やフリーランスでは、売上がないと事業が成り立ちません。
一方で、売上だけを求めて利益が残らなかったら、それでもやはり事業は成り立ちません。
広告費や人件費、家賃など、経費をかけようと思えばいくらでもかけられます。
(お金が許す限りは)
大きな会社であれば、営業担当、仕入担当、人事担当など役割が各社員にあって、営業は売上を上げることが求められるでしょう。
そういう役割だったら売上だけを求めてもいいですが、一人で営業も調達も全てやる場合は、売上だけでなくコストも考えなければいけません。
紹介会社・SEOコンサル・外注
税理士だったら、紹介会社というものがあります。
売上を上げたい税理士と、税理士を探している企業とをマッチングするものです。
紹介会社からお客様を紹介してもらった場合、紹介手数料は70%〜80%ぐらいかかるといわれます。
顧問契約であれば、1年目は80%の手数料を払って2年目は払う必要はないので、初期投資だという考えもあるでしょう。
しかし、1年目は利益が20%しか残らず、他の諸経費も含めれば利益はほとんどありません。
ホームページを使って営業する場合、SEOのコンサルタントにホームページ制作を外注するということもあります。
外注すれば、検索順位が上がってご依頼につながる可能性もあります。
でも、そのSEOコンサルも数十万〜数百万すると聞きます。
売上を追い求めようと安易な方法に頼ると、経費も比例してかかることになります。
仕事はひっきりなしにあって忙しくしてるけど、手元にお金が全然残らないという事態になる可能性もあります。
売上とコストを考える
売上だけでなく、コストがどれぐらいかかるのかも考える必要があります。
お金のコストだけでなく、手間や時間も広い意味でのコストです。
売上からコストを差し引いて赤字だったら、仕事はたくさんあって繁盛してるけどお金はないということになります。
もちろん全てを黒字にするということは難しく、場合によっては赤字を承知の上でやる仕事もあります。
このブログも無料でやっていて、レンタルサーバー代など(年間数万円)を入れれば赤字ともいえますが、このブログによって知っていただいた方もいます。
一概に赤字を何としてでも避けるというわけにはいきませんが、何でもコストをかけて売上を上げようというのも自分の身を崩すことになります。
売上と、その獲得のためのコストを同時に考える必要があります。
▪️編集後記
昨日は午前中に買い物。午後は家族でミスドへ。
▪️娘日記(1歳)
ミスドでもベビーカーには収まらず、机の上に乗ろうとしたりします。
赤ちゃんは大人より暑がりのようですが、急に寒くなって、服装が難しい季節です。
