お金がなければ、自由にはなれない

何をするにもお金はかかります。お金がなくても幸せにはなれるかもしれませんが、自由になれるわけではありません。経済的に自立すること=食べていけることが、自由につながる一歩目です。

目次

独立したら、自由になるのか?

一般的に、独立・フリーランスになると「自由になる」というイメージがあります。

しかし、サラリーマンも別に不自由ではありません。
確かに労働時間や勤務場所が契約で定められているので、その点の制約はあるでしょうが、会社が潰れたり変なブラック会社でない限り、毎月の給料がありますし、収入の見通しがあると人生計画も立てやすいです。

上司や部下といった人間関係の不自由さはあるかもしれませんが、独立したからといってそういった悩みから解放されるとは限りません。
(むしろ、独立してからのほうが大変になることも)

独立したら、確かに平日に遊ぶことだってできますし、スタバで仕事をすることだってできます。

でも、目先の収入欲しさに引き受けたくない仕事をせざるを得ないこともありますし、理不尽な目にあっても辞めるにやめられないということはありえます。
サラリーマンであっても、同じことはあるでしょう。
自由になるために、独立してるかしてないかは関係ありません。

経済的な自立が、自由への第一歩

「自由とは何か」というと、エラい哲学者が考えることかもしれませんが、「自分の意志で選択ができること」というのはいえるかと思います。
しかしそうなると、お金がないと好きな場所に住むこともできないし、好きなときに旅行にも行けないし、お金のかかる趣味にも手を出せません。

別にお金をかけなくても、狭いアパートに住み、休みの日でも家から出ず、スマホのゲームを無課金で遊ぶのでも幸せにはなれるかもしれません。幸せは主観的なものですし、誰かに決めてもらうものではありません。
しかし、自由とはいえないでしょう。

自由を得るには、やはりお金が必要。
綺麗事抜きに、それが現実です。

独立したからといって、それだけで自由になれるわけではありません。
お金がないと、生き方を選ぶことはできません。
経済的に自立することが、自由になるための第一歩です。

食べていくためのお金を確保してから、お金以外のことを考える

独立するか、会社に勤め続けるか、あるいはいずれもせずにFIREするかは人それぞれ目指すところがあるでしょうが、どんな道を選ぶにしても、「自分の力で食べていけるようになること」を最初に目指す必要があります。

お金以外のこと、家族とか趣味とか勉強といったことは、食べられるだけのお金を得られるようになってから考えるべきでしょう。

いきなり会社を辞めて独立するのではなく、平日は会社員として働いて収入の基盤を確保しながら、副業を成長させていく。
時給の良いバイト(業務委託なども含む)で、収入を確保する。
融資を受けて、当分の間収入がゼロでもキャッシュを確保しておく。

こういったお金の目処をつけてからでないと、お金以外のことを考える余裕は出てこないでしょう。

幸か不幸か、資本主義ではお金がないと自由にはなれません。

自由が欲しくて独立する、というのも、動機としては十分ですが、お金になる資格があるとか、ツテがあるとか、実家が太いとか、どこか食べていくためのお金を確保しないと、自由とは程遠い結果になることも普通にあります。



▪️編集後記
昨日はKindle、会計士業、セミナー動画の編集。ちょっとブランクがあると、なかなかうまくいかないものです。
お昼に整体。

▪️娘日記
少しずつうつぶせの練習。手伝いながらだと、顔を上げられるようになりました。
でも体に比べて頭が大きいので、まだ時間がかかりそう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次