失敗なんて、しなくていいならしたくないものです。でも、新しいことをやるなら避けられないものでもあります。どうせ失敗したって、だいたいのことは誰も見てないですから、恥ずかしがる必要もないかなと。
独立してからの「失敗」
独立してから、いろいろ失敗はあります。
- ブログを書いていることをほとんど誰にも言ってなかったので、アクセスがゼロの日が続いていた
- 経営者が集まる会員制の交流会に加入したが、交流会がイヤすぎてドタキャンを繰り返し、強制退会になった
- セミナーの申し込みがない
- セミナー動画を収録しても、音声が入ってない&画面共有ができてなかった
- マラソンの練習不足で、本番で膝を痛めてほぼ歩きになる
- 税務顧問の商談をして、価格の交渉ができず成約につながらなかった
- 小冊子のデザインデータが消えた(おそらく自分で間違って消した)
まだまだありますが、パッと思いついただけでもこのような失敗があります。
もちろん誇れることではありませんが、そこから学んだこともあります。
「失敗は成功の母」とはいいますが、できれば失敗はしたくないと思うのも人情です。
なぜ失敗がイヤかというと、失敗すると恥ずかしい、失敗の責任をとらされる(説明がめんどい)といったことがあるのではないかと思います。
少なくとも「恥ずかしい」という気持ちは、できるだけ持たない方がいいかと。
なぜなら、失敗なんて誰も見てないからです。
失敗は恥ずかしいことか?
アイドルのオーディション番組が流行っているようです。
私は見たことありませんが、あれはアイドルの候補生の成功や失敗を「あえて」見せることで、見ている人が「推し」に親近感を持ちやすくなることを狙っているのだと思います。
そういう特殊なものを除いて、基本的に他人の失敗なんて誰も興味はありません。
興味もなければ、そもそも失敗したかどうかなんて、ほとんどの人は知らないでしょう。
そう考えると、失敗することは恥ずかしいことでもありません。
セミナーのお申し込みがない月もありますが、別にお申し込みいただいた数が公開されるわけでもありません。
原因を自分なりに分析して、また次に活かせばいいだけで、マイナスになることはありません。
振り返りは必要
とはいえ、ただ失敗を繰り返すだけでは学びがありません。
失敗したら、それを振り返り、原因は考えていく必要はあります。
- なぜ交流会のドタキャンを繰り返すのか?
→立食パーティが苦手で、初対面の人に話しかけるのが苦手だから。 - なぜマラソンの本番で膝を痛めたのか?
→練習では20キロまでしか走ってなかったから。 - なぜセミナーの申込みがなかったのか?
→内容が魅力的じゃなかったから。価格が見合わなかったから。
答えはないですけど、自分なりに振り返りをしていくことは大事かと。
長い時間をかける必要はありません。5分、10分でもよくて、失敗をして得た気づきはメモに残しておけば充分です。
別に誰に見せるものでもありませんし。
独立前は、この振り返りの負担が重く、失敗することはしたくない、と思うこともありました。
月次や年度の決算が終わったら、「振り返り」のミーティングがあり、うまくいったことは何、できなかったことは何、ということを30分~1時間ぐらいかけてメンバーで共有する、という会がありました。
趣旨としては正しいと思いますが、私はこれが苦手でした。
振り返りをするための資料を作ったりするのも面倒でしたし、1時間もかける必要はあったかなと。
上司と部下とでこういう協議をすると、往々にして最後の方は上司の叱責になります。
「できてないとわかってて、何で何も改善されていないのか」みたいな。
もちろん組織で動いていれば課題をチームで共有することは必要なことですけど、神経はすり減ります。
だから余計に、「失敗はしたくない」という思考になるんでしょうね。
その点、今は振り返りも自分だけですぐにできますし、それをやるだけの時間もあります。
うまくいけばもちろん嬉しいですし、失敗してもまた次に活かすこともできます。
やりたいこと、好きなことなのであれば、失敗しても神経をすり減らすものではないです。
▪️編集後記
昨日は午前中に「独立後のメンタルヘルスセミナー」を開催。
その後、近くのイオンで買い物や気になっている商品のチェック。
▪️娘日記
妻と娘の2人で外出。急に体が大きくなった気がします。ベビー服も、腕の袖部分は余っていますが、足の袖は足らなくなってきて半ズボンみたいになっています。