交流会に行く目的は「営業」ではなく、名前で検索してもらうため

営業の一つとして、異業種交流会があります。ただ、私もそうですが、苦手な人も多いでしょう。交流会で仕事のご依頼をいただこうとするよりも、まずは名前を知ってもらうこと、検索してもらえることを交流会の目的にすると、ハードルはグッと下がると思います。

目次

交流会で営業は難しい

異業種交流会は難しいものです。
初対面の人と話すことも多いですし、話す相手がいないと一人でポツンとしてしまい、ぼっちになった気分でトイレに逃げ込みたくなります。

こういう集まりに行くのが苦手だから、頑張って勉強して税理士になったといってもいいです。
税理士に限らず、資格を使って仕事をしている人は同じような苦手意識を持っている人が多いのではないかと思います。

交流会で仕事の依頼をいただくというのは、簡単ではありません。
自分と同じように、他の参加者もみんな「仕事の依頼をしてほいい」と思って交流会に来ています。
「買うつもり」なんてなくて、「売るつもり」でしか来ていない人も多いでしょう。

そのような中で、自分に仕事の依頼をしてもらおうと思えば、よっぽど商品やサービスに特徴があるとか、営業トークが上手じゃないと難しいです。
そして、そんな営業トークやコミュニケーション能力があるなら、最初から税理士なんて仕事はしていないでしょう。

独立したら営業は必須ですが、交流会はそれなりにハードルが高いです。

名前、ブログ、SNSを知ってもらい、検索してもらう

もちろん交流会を通じて仕事のご依頼をいただければありがたいことです。

ですが、期待しすぎないほうがいいでしょう。

それよりも、まずは自分の名前を知ってもらう、名前を検索してもらえることを目指すということでも良いかと思います。

交流会では、自分の仕事やサービス内容について話せる時間は長くありません。短いと5分もないでしょう。

でも、自分の仕事のことだったら、1時間あっても話し足りないぐらいの想いがあるはずです。
5分でプレゼンなんて、できるわけがありません。

そういう仕事の想いとかサービス内容、料金は、すべてホームページやブログにまとまっています。

私は、交流会の目的は「ホームページ・ブログに来てもらうこと」にしています。

交流会で名刺を交換するときは、税理士をやっていること、ブログやメルマガを配信しているということぐらいをサクッと話すだけです。
詳しいことはブログやホームページにあるので、それを見てください、という宣伝だけをしています。

「ブログを見てください」と言うだけだったら、ハードルは高くないのではないでしょうか。
「営業をしなければ」と張り切って、長々と自分の仕事のこと話しても、おそらく誰も覚えていないでしょう。
(私が逆の立場で営業をされても、ほとんど覚えていないので)

それよりも、あまり「売ろう、売ろう」と前のめりになるより、「ブログやってます」ぐらいのほうが、逆に印象には残るのではないかと思います。

名刺は考えて作る

営業トークは力を入れていませんが、名刺はそれなりに考えて作っています。

交流会が終わった後、他の参加者を繋ぐものは名刺しかありません。
(たまに小冊子を配ることもありますが)

  • 顔写真を入れる
    →名刺に顔写真を入れてる人は少ないので、それだけで「違い」になる。恥ずかしいかもしれないが、慣れる。
  • lit.linkのQRコードを入れる
    →ホームページやブログへのリンクをまとめられる
  • 名刺の裏側を充実させる
    →得意な仕事、できることをしっかり書く
  • プライベートのこと(趣味や出身地など)も書く
    →話題になることが多い。共通点があると盛り上がる
  • SNS(Facebook、Instagram)へのリンクも書いておく

最近は個人ブログはSEO的に優先順位を下げられているようですが、直接名前で検索してもらえればSEOは関係ありません。

SEOに時間やお金をかけるより、名前で検索してもらうための工夫に時間をかけるようにしています。
そのための手段として、交流会は有効ではないかと思います。



▪️編集後記
昨日は税理士業の打ち合わせや資料作成。
クレカ決済導入のため、Squareの設定。

▪️娘日記
妻と子育て教室へ。同世代の子が集まって刺激になったようです。

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