読んだ本の内容を忘れないようにする方法

本を読むことに時間とお金をかけて、「おもしろかった」などの感想を持つことはあるでしょう。でも、具体的にどこがおもしろかったのかと聞かれると、意外に本の内容は覚えていないものです。せっかく読んだのなら、読んだ本の内容は覚えておきたいので、どのように本を読めば、記憶に残るのかを考えてみます。

目次

繰り返す

本の内容に限らず、人間は繰り返し起こったことを記憶するものです。

中学生や高校生のとき、英単語を覚えるために単語カードを毎日眺めて英単語を暗記した人は多いと思います。
最初は覚えられなかった英単語も、毎日通学の電車の中とかで単語カードをめくっていると記憶していくものです。

いろんな脳科学の本で、1日後・3日後・7日後に復習をすると、記憶が定着するといわれています。
つまり、「1週間で3回インプットする」ようにすれば、読んだ本の内容を記憶できるということになります。

  • 本を読みながら線やマーカーを引く
  • 読んだ本の内容を人に説明する
  • 読んだ本の感想をSNSなどでシェアする
  • 書評のブログ記事をアップする

これらのうち3つを1週間以内にすれば、記憶が定着するといわれます。

実際には、一度読んだ本を1日後・3日後・7日後に復習するということは、受験勉強でもない限り難しいでしょう。

なので、読書においては、読んだ本が置かれた「本棚を眺める」ぐらいがいいかと思います。

最近読んだ本の背表紙を見て、内容を覚えていればOK、忘れてたら再度線を引いたりページを折ったところを読み返す、ということをしていけば、経験上、本の内容を覚えやすくなります。

ポイントを抑えるためにも、私は本に線を引いたりページを折ったり、汚く読んでいます、
もし買い取りサービスを使う場合、キレイな本じゃないと買い取ってもらえないですが、それはもうあきらめています。
買い取れないほどに汚れたということは、それだけ自分の血肉になったということで、十分すぎるぐらい元はとれてるでしょうから。

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アウトプットする

知識は道具です。使わなければ意味がありません。

趣味の読書として、本を読むこと自体を楽しむのなら話は別ですが、そうではなく本を読んで知識を習得し、それを仕事に活かしたいと思うなら、読んだ本の知識は使わなければ意味がありません。

知識を使う方法として、アウトプットは必要です。

ブログに感想を書くでもいいですし、誰かに本の内容を話すということでもいいでしょう。
私は読書会によく行きます。

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AIとかPCスキルに関する本を読むなら、実際にそれを仕事で使うことです。

知識をどんどん使い倒して血肉とすることで、知恵になり、自分のものとして定着するようになります。

短時間で読む

本を読むときも、長時間でダラダラと読むより、短い時間の方が集中力が高まるといわれます。

60分をずっと休みなく読み続けるより、15分ごとに区切り、それを4回繰り返したほうが、高い集中力を維持できるといわれます。

例えば電車で移動中のようなスキマ時間に、目的地に着くまで読むとしたほうが、家でじっくり読むより頭に残るかもしれません。

私は、電車の移動中などにはスマホのKindleアプリを開き、電子書籍を読んでいます。
あるいは仕事の合間のちょっとしたスキマにも、1ページだけでも読むようにしています。

また、1日で1冊読むことを目標にしています。「その日のうちに読む」という期限があると、自然と集中力は高まります。

本が溜まったら買い取りサービスで買い取ってもらうのですが、これも事前に集荷の予約をしてしまいます。
集荷が来るまでに読むという期限を設けて、積読を減らすようにしています。

期限が迫ると、お尻に火がつきます。これを利用した方がいいでしょう。
(今月実施するセミナーでも、読書の方法について話します。)
1/30 読書入門セミナー



▪️編集後記
昨日は会計士業で資料作成。その後、社会保険の手続きなど。

▪️娘日記
娘の鼻づまりは治ってほぼ元通りになり、ひと安心。しかしまだ妻と私は完全回復とはいかず。

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