小林 修史– Author –
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「どこでも仕事ができる」ことのデメリット
10年ぐらい前に、「ノマドワーク」という言葉が流行っていました。オフィスに縛られず、いつでもどこでもパソコンとスマホで仕事をするスタイルは、社会人になりたての私には眩しく写ったものです。 コロナになり、リモートワークが一気に普及しました。医... -
「エライ人」の真似をしてはいけない
交流会や勉強会などに参加すると、「〇〇顧問」や「△△会長」というような「エライ」人と会うことも多いでしょう。そういう肩書のついた「エライ」人がロールモデルになるのか、少なくとも私は、そこを目指すべきではないなと感じています。 おそらく何かの... -
お金の話は「汚い」のか?
料金をホームページや名刺に明示していると、「値段まで書いてるの・・・?」と聞かれることもあります。お金のことはどこか「汚い」話のように思われがちですが、大事な話だと思います。 料金を名刺に明示すること 名刺には、メニューと料金も明示してい... -
お礼を直接言ってくれることの「喜び」と「覚悟」
独立の醍醐味は、お客様に直接「ありがとう」を言ってもらえることです。やりがいの一つでもあり、失敗すれば期待を裏切るということの裏返しでもあります。 お客様に直接喜んでいただけるのが独立の醍醐味 独立前は一般企業で経理をしていました。経理は... -
e-Taxのマニュアルはなぜ分厚いのか?
e-Taxには、600ページを超えるマニュアルがあります。辞書と見紛うようなサイズ感です。他のシステムサービスで、こんなに分厚いマニュアルがあるでしょうか? e-Taxマニュアルは全600ページ 確定申告の電子申告をするためのツール「e-Tax」ですが、使い方... -
「禁句」のすすめ。言葉と思考は、お互いに作用する
何気なく言葉に出すことも、それが自分の思考にも影響します。良くない習慣を捨てるには、それを言葉にしない=禁句にするようにします。 禁句にしていること 「忙しい」、「手が足りない」という言葉は私の中で禁句にしています。忙しい状況はできれば避... -
「あと10ミリリットル」の努力
新生児のミルクの量は、生後1日目は10ミリリットル、2日目は20ミリリットルと、1日で10ミリリットルずつ増やしていきます。毎日のちょっとした積み重ねが成長につながります。 毎日10ミリリットルずつミルクを増やす 娘が生まれて1週間が経とうとしていま... -
「返報性の法則」を期待しない
営業や恋愛のノウハウに、「返報性の法則」というものがあります。相手に役に立つ情報を先に提供すると、相手は断りづらくなって商談が成功する、あるいは意中の相手とデートできるというような心理的なノウハウです。確かに重要ですが、見返りを目的にす... -
税理士の保険(税理士職業損害賠償責任保険)
税理士業務にも保険があります。税理士が行った税金の計算が間違っていてお客様が損をして損害賠償となった場合に、保険金で支払われるものです。私も一応入っています。 税理士職業賠償責任保険 「税理士職業賠償責任保険」という保険があります。税理士... -
脱税は違法だが、節税は義務である
過度な節税はいけませんが、適切な節税はむしろ積極的にやるべきであり、経営者の義務でもあります。「脱税は違法ですが、節税は義務」です(とある会計士の受け売りの言葉ですが)。 脱税と節税のちがい 脱税と節税の違いは、「嘘をついているかどうか」...