AIよりも、人間の方が「速く」ならなければならない

AIを使えば、何でも一瞬で答えを出してくれます。しかし、スピード感については人間もAIに負けてはいけない部分でもあります。

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AIは「数秒」で答えを返してくれる

AIは確かに一瞬でさまざまな答えを出してくれます。

「ブログの案を10個出して」と言えば数秒で返ってきますし、「文章を書いて」と言えば、あっという間に1000文字程度の文章を書いてくれます。

生成AIの「生成」という点でのスピードでは、人間がAIに勝つことは難しいでしょう。

人間がどれだけ急いでも、ブログを書き切るには数分はかかります。

音楽や動画、イラストなども、AIに任せれば一瞬で完成します。

生成AIに関しては、文字通り「何かを作る」という点では、人間に勝ち目はないかもしれません。

AIは答えを出すのに「数秒」かかる

しかし、だからといって人間がすべてにおいて遅いわけではありませんし、AIに勝たなければならない部分もあります。

例えば、お客様との打ち合わせでの会話も、AIが質問を投げれば数秒で答えてくれるでしょう。

しかし、逆に言えば「数秒」はかかるということです。

ネットの接続状況によっては、もっとかかることもあるでしょう。

人間同士だったら、内容によっては0コンマ何秒という速度でやり取りもできます。ネットの接続状況も関係ありません。

税理士をやっていると、「これは経費になるか?」といった質問をお客様からいただくことは多いです。

すべてを即答できるわけではありませんが、多くの場合、その場で即答できることもあります。

AIにいちいち全部質問してたら、間延びすることもあります。

また、AIの回答は丁寧な反面、必要以上に情報が多いこともあります。

お客様の状況を踏まえ、必要最低限の回答をして、必要であれば補足する、といった柔軟な対応も人間だったらできます。

相手の意図や微妙な機微を感じ取ってコミュニケーションする力は、「今のところ」人間ならではの強みです。

逆に言えば、これができなければ、AIで十分だと思われてしまうでしょう。

人間もスピードで負けてはいけない

税理士に限らず、士業などの「知識」を商品とする仕事は、AIに取って代わられるリスクが高いといわれます。

特にスピードという点では、AIの進化は目覚ましいです。

ただし、だからといってAIにスピードで負けてはいけない部分もあると思います。

仕事では「スピード」は重要です。

AIの進化は目覚ましいものがありますが、それで人間なりのスピード感を日々鍛えていく必要があります。



▪️編集後記
昨日は仕事の予定はなし。
奈良マラソンがあったので、自宅で生中継を見ていました。

▪️娘日記(1歳)
「痛いの痛いの〜飛んでけ〜!」と言うと、一緒に手を上げて「飛んでけ〜」とリアクションしてくれます。
楽しそうで何よりです。

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