「60点でもいいから早く出す」は通用しない理由

少し前までだったら、「60点でもいいから早く動く」ことが良しとされていたでしょう。しかし、それもだんだん通用しなくなってきているように思います。

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「60点でもいいから早く出す」はAIがやる

仕事術に関するビジネス書を読んでいると、多くの本で「仕事が速い人は、とにかく手を動かしている」「60点でもいいから早く成果物を出す」ということが書かれています。

一人で抱え込んでウンウンと悩んで、いつまでも成果物を出さずにいると、上司やお客さんは不安になるし、その割に大したものができるわけでもありません。

それよりも、早く動いて60点ぐらいのものを出して上司のフィードバックをもらい、少しずつブラッシュアップしていったほうが結果として仕事が早くできるというものです。

確かにこれは正しいと思いますし、私も意識しては試行錯誤をしてきました。

しかし、これだけAIが進化してくると、それも通用しなくなってきているように思います。

AIを使えば、60点ぐらいのものは瞬殺で出してくれます。

調べ物ならDeep Research、資料作成ならClaude、読書メモならNotebookLMというように、AIでそれなりのものが人間より遥かに速いスピードでできてしまいます。

そうなると、人間が「とりあえず手を動かす」ということの価値は、相対的に下がっています。

AIが60点のものを瞬時に出してくる以上、人間は、ちょっと時間をかけて90点を目指す、というのが求められているかと。

人間なら、90点を目指す

90点を目指すのは簡単ではありません。

時間もかかります。

今の時点で仕事で手一杯という状況だったら、じっくり考えて90点を目指すための時間も作れないでしょう。

何でもかんでも自分で抱えようとしていたら、90点は目指せません。

仕事が自分のところに来そうになっても、「これは自分がやる必要があるのか?」とか「そもそもこの仕事は必要なのか?」ということを考える必要があるでしょう。

早く手を動かすことを目指すのではなく、「そもそもこの仕事の目的は何か」とか「何を考えるべきか」をできるだけ正確に見つけることが必要になっていると思います。

「とりあえず動いてみる」というマインドセットも大事です。

しかし、システム開発でいう「要件定義」のように、実装すべき機能やそれによって達成される目的を考えて、「早く、かつ正しく」動かなければなりません。

そのためには、ずっと仕事の作業ばかりするのではなく、意識的に一人で考える時間をつくったほうがいいです。

早朝とか夜とか、仕事をする前後に、「考える時間」も意識したほうがいいでしょう。



▪️編集後記
昨日は午前中に打ち合わせ。昼にカイロで整体。
午後は税理士業など。

▪️娘日記(1歳)
立った方が両手が使えるということがわかったのか、立って移動することが増えてきました。
成長はうれしいですが、ハイハイしてたころも懐かしい・・・

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