強火のスキルと弱火のスキル

技術が進歩していく中で、自分自身も進歩していくためにはスキルをつけることが必要です。ただ、スキルにも「強火のスキル」と「弱火のスキル」という2種類があるのではないかと思っています。

目次

「強火」のスキル

強火・弱火という言葉は私が適当に言ってるだけです。

「強火」のスキルとは、多くの人がイメージする分かりやすいスキルです。

語学力とか、税務・会計の知識、専門的な技術力などです。

最近であれば、AIに詳しいことも強みとなるスキルでしょう。

大学生の就職活動では就職に有利になるためにこうしたスキルとか資格を身につけようとします。

社会人になってからも、資格取得の勉強をしたり、語学力を高めるために留学したり、大学院で専門分野を学んだりする人もいます。

これらはスキルとしてイメージしやすく、履歴書にも書きやすいので、就職や転職の場面では評価されやすいでしょう。

評価する側も人間ですから、分かりやすい資格や実績があったほうが、人事に説明もしやすくなります。

こうした強火のスキルは確かに有効でしょう。

「弱火」のスキル

一方で、「弱火」のスキルと呼べるものもあると思っています。

これは、いわば仕事上の基本的な姿勢というか、マナーのようなものです。

  • 時間を守る
  • お礼やあいさつを言う
  • 報告・連絡をちょうど良い距離感で行う(多すぎても少なすぎてもいけない)

といったものです。

明確な資格があるわけではありませんが、人と人が仕事をしていくうえでは重要なスキルです。

資格とか輝かしい前職などの「強火」のスキルがあれば、こうした「弱火」のスキル不足していてもいい、というわけではありません。

知識や能力は高いのに、なぜか信頼されない人というのは存在します。

そうした場合、多くはこの「弱火」のスキルが不足しているのではないかと思います。

弱火のスキルには明確な基準があるわけではなく、相手との相性にも左右されるものです。一度身につければ終わりというものではなく、日々積み重ね続けなければ維持できない能力でもあります。

どっちも必要だが・・・

どちらが重要で、どちらが不要というわけではありません。両方とも大切です。

ただ、往々にしてどうしても強火のスキル、つまり分かりやすい資格や専門知識のほうが重視されがちです。

確かに就職や転職の場面では、それらは大きな武器になります。

しかし、独立や起業のような環境では、資格を持っているから強いとは限りません。

むしろ、当たり前のことをきちんとやる、相手に安心してもらえる対応をする、といった「弱火」のスキルのほうが、長期的には生き残る力になります。

日々の勉強はもちろん大切ですが、知識を増やすだけでは十分ではありません。

どうすればお客様が安心できるかという視点を持つことこそ、弱火のスキルを高めることにつながります。

知識や資格だけに目を向けるのではなく、毎日の普通の仕事・生活が一番大事です。



▪️編集後記
昨日は午前中に車の保険の手続き。その後は家族と私の母とで昼食。
帰宅後は税理士業。

▪️娘日記(1歳)
いろんなものを私や妻に渡して、また受け取って、というのを延々と繰り返すのにハマってます。
受け渡しも良い訓練のようですね。

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