ゲームでよくある「取り返しのつかない要素」。ゲームじゃなくても、何が自分にとって「取り返しのつかない要素」なのかは見極めが必要なものです。
ゲームでよくある「取り返しのつかない要素」
RPGのゲームなどでは、よく「取り返しのつかない要素」というものがあります。
キャラクターの名前とか、ある一定のところまでゲームのストーリーが進んでしまったら、特定のアイテムが手に入らなくなるとかそういったものです。
後から修正ができないので、取り返しがつくうちに慎重に進めていく必要があったりします。
これはゲームではよくあることですが、ゲームじゃなくても、後から取り返しのつかない要素というのはあるかと思います。
仕事は「何とかなる」ことが多い
仕事は取り返しがつかないほど重要なことかというと、案外何とでもなるかなと思っています。
もちろんミスとか失敗はしないほうがいいのですが、多少失敗したとしても、それで人生が終わるということはないでしょう。
仕事を辞めることになっても、選ばなければ仕事はあります。
失敗をしないように、パフォーマンスを上げるためにスキルアップの勉強をするとかトレーニングを積むことは大事です。
ですが、それがうまくいかなかったとしても、取り返しがつかないということはないでしょう。
私も、当時は「これが失敗したらまずい」と思うような状況はいくつかありましたが、後から振り返ればそこまで深刻なことではなかったかなと思うことはあります。
なので、仕事は何とかなるという側面は結構あるかと思います。
家族との時間は「取り返しのつかない要素」
一方で、例えば家族との時間というのは取り返しのつかない要素かと思います。
私には1歳の娘がいますが、この1年間はとても濃いものになりました。
一方で、初めてのことばかりだったので、あまり覚えていないことも多いです。
去年の今頃娘はどんな感じだったか、何をして生活していたのか、ちょっと思い出せないことがあります。
でも、生まれた瞬間から娘を見てきて、今立ち上がろうとしている娘の今日までの1年間の成長を見て、この時間は取り返しがつかないなと実感しています。
今のうちに成長を見ておかないと、後から娘の成長を見ることはできません。
こういった取り返しのつかない要素がどこにあるのか、見極めを間違えてはいけません。
取り返しがつくことの多い仕事にすべてのリソースを全振りしてしまい、取り返しがつかない要素であるはずの家族との時間や娘の成長を全く見ないで過ごして過ぎてしまうというのは、私にとってはもったいないことです。
自分にとって何が取り返しのつくことで、何が取り返しのつかない要素なのか、その見極めを間違えないことが大事かと思います。
▪️編集後記
昨日は仕事の予定なし。妻と娘は外出していたので、自宅で読書など。
▪️娘日記(1歳)
妻の母にはだいぶ懐いているようで、見かけたら追いかけるぐらいになっているようです。
良い孫をしているようです。
