「カッコいい」仕事はない

AIを使ってスマートに仕事、というわけにはいきません。地道なことを、多少の問題がありながらも「とりあえずこれでやってみよう」と前に進めていくのが仕事でもあります。

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華麗に仕事を「さばく」ことはできない

税理士として、あるいは公認会計士として仕事をしていると、いろんな状況に出くわすことがあります。

税務申告書の提出期限まであと数日しかないとか、もう期限が過ぎているというパターンもあります。

そうなると、スピード重視です。

もちろん正確にすることも大事なんですけど、速く対応することも大事です。

華麗に、効率的に、何ならAIを使ってスマートに仕事を進められたらかっこいいでしょう。

でも、実際は愚直に資料を集めて、利益を計算し、必要な資料を作り、チェックして提出まで持っていくという正攻法しかありません。

仕事を「さばく」ということは、言葉としても好きではないし、できないというのが現状かと思います。

地道なことの積み重ね

もっとAIが進化して、税金の計算も申告書の作成もAIが全部やってくれれば、今より税理士の仕事も全体で効率化が進むかもしれません。

でも、実際は請求書をチェックして経理をして、税金の計算も人間が進めていく必要があります。

期限が迫っていれば、多少粗いところがあっても完了まで何とかして持っていく必要があります。

税理士に限らず、他の仕事でも同じかと思います。

たまに公認会計士としての仕事をやることもありますが、これも期限との闘いになることがあります。

会計の理論武装が完璧にできていなくても、ある程度のところまで持っていくという作業が必要になることもあります。

もちろんそうならないように、時間の前倒し、スケジュールを見通すこともやるんですけど、うまくいかなくてもリカバリできるようにしておかなければなりません。

「完璧」ではなく「合格点」を目指す

自分が好きでやっている仕事だったら、完璧を目指したくなります。

その方がスッキリしますし、やりがいもあります。

でも、そうはいかないこともあります。

完璧にできないからといって、期限に間に合わないとか諦めるというわけにもいきません。

やれることはやって、最低でも「合格点」を目指さなければなりません。

もちろん、そんなギリギリの状態にならないように事前に手を打つことも欠かせません。

ただ、仮にギリギリになっても、何とかしていくのがプロでもあります。



▪️編集後記
昨日は仕事の予定なし。私の実家へ娘と遊びに。

▪️娘日記(1歳)
私の実家では、最初は私の父と母に警戒してましたが、徐々に慣れてきたみたいです。

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