「若々しい」と「幼い」は違う

少年(アトム)のように若くいられるか

年齢を重ねても年老いたりせずに若々しくいたいものですが、「若い」と「幼い」は別ものだとも思います。

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「若々しく」はありたいが、「幼い」は頼りない

独立前、勤務していたときに中途採用の面接をしていたときがありました。

面接をするなかで、いろんな人に会ってきました。私より年齢が10歳ぐらい上の人もいました。

もちろんいい人もたくさんいましたが、年齢の割に「幼いな」と感じる人も少なからずいました。

髪の毛が(羨ましいぐらい)フサフサで、肌もツヤツヤ、シワもなくて、良く言えば「若く見える」ということなのですが、悪く言えば「幼い」印象を持ちました。

仕事でも家庭でも、それなりに責任を負っていると眉間のシワが深くなったり目の下にクマがあったり、「老化」とは違う「深み」みたいなものが出てくるものです。

「外見で人を判断してはいけない」といわれますが、「外見は内面の一番外側にあるもの」ともいいます。

年齢を重ねても、若々しくはありたいと思います。

でも、単に見た目だけ若く見せるのであれば、責任やプレッシャーのある仕事はせず、私生活でも一人で好きなことをしていればストレスもないので若見えすることはできるでしょう。

しかし、それは「若々しい」というより「幼い」だけともいえます。

40歳のルフィと60歳のルフィ

少し前に話題になった、「40歳のルフィと60歳のルフィの姿」があります。

ワンピースの単行本の中にある読者の質問コーナーで、「もしルフィが大人になったら、どんな姿になっているか?」という質問に対する作者の尾田栄一郎さんの回答です。

ワンピース89巻より

かっこよく年を取ったルフィはシワやヒゲが濃くなっても精悍な顔つきをしています。

どうせならこういう年の取り方をしたいものです。

そのためにはどうすればいいか?

特別なことはなくて、毎日の小さなことの積み重ねしかありません。

バタフライ・エフェクト

「ブラジルでの一羽の蝶の羽ばたきが、テキサスでハリケーンになる」という例え話で有名な「バタフライ・エフェクト」というものがあります。

非常に小さな変化でも、時や場所を超えると大きな変化になるというものです。

個人の成長においても、バタフライ・エフェクトは起こり得ます。

  • 今日はもう運動しなくていいか
  • 今日はもうブログの更新やめようか
  • 今日一日ぐらいいいか、明日から本気出そう

一日単位ではほとんど変化がないことでも、それが積み重なると大きな変化につながります。

40歳になっても「肉!」といえるルフィになるのか、「海賊王?夢見てんじゃねェよー」と言ってしまうルフィになるのかは、毎日の積み重ねによる「バタフライ・エフェクト」の結果です。

目の前にある小さな選択によって、幼いままになるのか、ダサい年の取り方をするのか、あるいは若々しくいられるのか、全く違う年の取り方をするものです。



▪️編集後記
昨日は打ち合わせや税理士業はせず、事務作業などを粛々と。
スプリント走で足首を少し痛めて、しばらくはスイムとバイク練習になりそう。

▪️娘日記(0歳)
離乳食を1日2回に増やして、うまく食べられるようになってきました。
卵や豆腐も問題なく食べていてひと安心です。

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