事務所の売上、会社での年収やポジションなど、何かの目的に向かって突き進んでいくことは良いことでもありますが、縛られすぎてもいけません。
そんなに走って、どこを目指してるんですか?
ということを周りの人から言われることがあります。
「週7で走って、何がしたいの?」
「お金を払ってわざわざマラソン大会に出てるの?」
「自分からきついことをやる理由が分からない」
といったことを、冗談半分でいわれることもあります。
しかし、別に何かを目的があって走っているわけではありません。
出たい大会があったらそれを目標にすることはありますが、目標ではあっても「目的」とは少し違います。
ただ走りたいから走っているだけです。
走ると気持ちが良かったり、ご飯がおいしかったり、よく眠れたりします。
何かの目的に向けて走っていたら、その目的がなくなったら走らなくなります。
そういうものではないことは、何となくイメージがつくのではないでしょうか。
目的に縛られてはいけない
学生の頃、「やりたいことを見つけろ」「人生の目的を探せ」と、どこかの偉い人が言っていたのを思い出します。
確かに、仕事のスキルを上げるモチベーションとして、出世を目指すといった目標を持つのは良いことでもあるでしょう。
しかし、じゃあ出世をしたら、そこで仕事を辞めるのかといったらそういうわけにもいきません。
何か別の目的ができればいいですが、目的がなくなったら、燃え尽き症候群になるかもしれません。
目的があろうがなかろうが、生きていかなければいけません。
そのためには、目的に縛られず、淡々と動き続けることも必要です。
ただ毎日、淡々と動く
運動に限った話ではありません。
仕事でも、高い収入や独立・起業することを目的にすることはあるでしょう。
しかし、独立や起業はゴールではなくスタートでしかありません。本来は目標にするものではありません。
収入も、例えば「年収1000万円」を目指して、それが達成できたとしても上には上がいます。
また、年収が1000万円あっても税金や社会保険が多く引かれて、手取りは案外少ないものです。その割に、責任は大幅に増えたりするものです。
目的があろうがなかろうが、淡々と毎日やるべきことをやるということです。
運動もそうですし、仕事でもそうです。
生活に必要なお金+αは欲しいところですが、それ以上を目指して、今のお客様をおろそかにしてはいけません。
将来のために必要な種まきはしつつも、目的に縛られすぎないようにしましょう。
▪️編集後記
昨日は午前中にWeb打ち合わせが1件。
午後は税務署などに提出する書類を電子申告で作成・提出。
▪️娘日記(1歳)
子育て施設で遊んでいる時に転んでおでこに青アザが。
大人になると数日後にアザができるものですが、幼いとすぐにできるんですね。
